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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/691-696 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第017回 泣き止んだ後の麻奈実は平素の態度に戻っていた。俺が改めて詫びると、麻奈実は照れ臭そうに笑い、許すから一つだけ願い事を聞いてくれと言い出した。出来ることなら何でもすると言った以上、俺は頷いてその内容を話すよう促した。この後すぐに場所を移し、もう一度ちゃんと抱いて欲しい、と麻奈実は言い、俺は再度頷いた。望まぬ初体験のやり直しを要求していることは理解できたし、この後すぐというのも、それを放置したままではいられないということだろう。場所はラブホテルでいいとのことで、俺は麻奈実を連れて部屋を出た。 途中、帰りが遅くなる旨の連絡を入れておこうと桐乃の携帯に電話をしたが、仕事中なのか出ず、留守電にその旨の伝言を残し、麻奈実にも同様の電話を自宅にかけさせた。時刻は十七時を回っていたが、これで多少の時間が稼げたことになる。 ついでにコンビニで貯金を卸し、薬局に寄ってコンドームと一緒に、市販されたばかりだと言う新型の経口避妊薬なるものを購入した。薬局の親父の話によると、『ネオピル』というその避妊薬は、呑んで十数分後から約二十四時間は効果があるとのことだった。仕組みはよく判らないが、桐乃にも使えると思い、俺は大量に仕入れておくことにした。先日までは桐乃が妊娠したら堕ろさせようと思っていたが、これでそんな心配も不要になる。考えてみれば、制服姿の俺によく売ってくれたものだと思う。 二人とも明らかに未成年の成りをしていたにも関わらず、ホテルでもフロントから人が出てくることはなかった。見過ごしてくれるのなら薬局と共に事ある毎に贔屓にしてもいい。そうするだけの金ならある。海外生活中で日本の物価に疎い両親からは結構な額の仕送りがあり、それは俺が管理している。 大型パネルで麻奈実に部屋を選ばせると、まずは一緒に風呂に入ることにした。恥ずかしがりはするものの、麻奈実は俺が身体に触れても拒むことはなく、従順に身体を任せてきた。 「んふあぁ……きょうちゃあん……はうあぁ……きょうちゃあん……」 「何だお前、乳首捻られるのが気持ちいいのか? マゾじゃねえの?」 レンタルルームでは面食らったが、通常の態度に戻った以上は俺も遠慮はしない。浴槽の中で背を抱きながら執拗に乳首だけを愛撫してやると、麻奈実は身悶えしながら身体を押し付けてくるようになった。先刻まで湯が染みて秘所が痛いなどと言っていたのが嘘のようだ。 「あんんぁ……だってきょうちゃんがぁ……ふうあぁ……だってきょうちゃんがあぁ……」 「馬鹿の一つ覚えみてえに俺の名前ばっか呼んでねえで、どこが気持ちいいのか言ってみろ」 「くふうぁ……きょうちゃんが触ってる胸ぇ……んはあぁ……胸が気持ちいいよぉ……」 指示通りに麻奈実は声を上げ、尻を揺らして一物を擦り上げてきた。狙ってやっているのではないだろうが、それなりに気持ちいい。泣き止んでからの麻奈実は以前にも増して俺に依存し切っている。身体の感度もよく、正直に言って桐乃より堕とすのが楽そうだ。 「お前が気持ちいいのはここだけだろ? 勃起乳首弄られて感じてますって言ってみろ」 言いながら両乳首を嬲ってやると、麻奈実は更に尻を押し付け、腰全体を何度も引く付かせ始めた。 「はんあぁ……勃起乳首ぃ……んくふぁ……弄ばれてぇ……あくうっ……感じてますぅ……」 麻奈実の切ない喘ぎを聞いて俺も堪らなくなってきた。既に購入した避妊薬を呑ませてあるので妊娠の心配はない。だが、麻奈実が望まぬ初体験のやり直しを希望している以上、この場で犯すのも可哀想だ。乳首に触れていた手を麻奈実の肩に当てて身体を引き剥がし、その手を握って浴槽から出ると、俺は濡れた身体のままベッドへと歩き出した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第018回 「あふはぁ……きょうちゃあん……はあうぁ……気持ちいいよぉ……」 事前に丹念な愛撫をしてから正常位で挿入し、膣内に二度ほど射精してやると、麻奈実は苦痛に顔を歪めることがなくなった。今では乳首を尖らせ、適量の愛液を分泌しながら俺の行為を気持ちよさそうに受け入れている。とは言え、もう時刻は二十一時を回っている。そろそろ帰宅させないと不味い。 「どこが気持ちいいのか、さっき教えたろ? 言ってみろ」 「あふうぁ……言うからぁ……ふうあぁ……キスしてぇ……んうふぁ……きょうちゃあん……うふあぁ……ちゃんと言うからぁ……はんうぁ……お願いキスしてぇ……」 「ちゃんと言えたら考えてやるぞ? ほら言え、言ってみろ」 未だ一度もキスを交わしていないことが不満なのか、ベッドの上で行為を始めてから麻奈実は度々キスをして欲しいと言ってくる。だが、それこそ俺の思う壺だ。調教の餌として充分に活用させてもらう。 「うふああぁ……オマンコ気持ちいいぃ……んくうふぁ……オマンコ気持ちいいぃ……」 「教えたのはそれだけじゃねえだろ? ちゃんと全部言ってみろ」 「あふうあぁ……勃起オチンポで犯されてぇ……ひううあぁ……オマンコ気持ちいいぃ……」 言い終わるの待って、俺は一瞬だけ麻奈実の唇にキスをしてやった。 「はううあぁ……きょうちゃんもっとぉ……ふうはあぁ……もっとキスしてぇ……くふふあぁ……何でもきくからぁ……んうあふぁ……言うこときくからぁ……」 「じゃあ、もう出すから、さっき教えたおねだりを言ってみろ。出す時にキスしてやる」 「はあふうぁ……麻奈実のオマンコにぃ……くふふあぁ……中出ししてくださいぃ……あうはうぁ……オチンポ汁でぇ……ふくんうぁ……オマンコをドロドロに汚してくださいぃ……」 「上出来だ」 俺は再び麻奈実にキスをし、舌を入れて絡ませながら膣内へと射精した。 「んむっ……んむごっ……んむぼっ……れうおぼっ……ぶむもごんもむおおっ!」 麻奈実は体内に精液を浴び、俺の太腿に足を絡めて身体を引き寄せると、幸せそうに全身を痙攣させ始めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第019回 「ちょっと、帰り遅過ぎ」 麻奈実を自宅に送り届けてから帰宅すると、パジャマ姿の桐乃が玄関で俺の帰りを待っていた。腰に両手を当てて仁王立ちし、きつい目つきで俺を睨んでくる。表情と態度だけを見れば以前と何ら変わらないが、俺の帰りを待つなど初めてのことだ。 「携帯に伝言入れといたろうが」 言いながら頭を撫でてやると、桐乃は気持ちよさそうに目を細めた。 「でも、遅い。遅過ぎ。どこ行ってたの?」 穏やかな笑みを浮かべながらも、口調だけは拗ねている。 「麻奈実と勉強してた。まだ試験期間中だしな」 「……こんな時間まで地味子と一緒?」 桐乃は以前から麻奈実のことを地味子と呼んでいる。当人には悪いが、上手いネーミングと言えなくもない。 「お前だって、仕事で遅くなるって言ってたじゃねえか」 「でも、あたしはなるべく早く戻ってきたしぃ。なんでこんな時間まで地味子とぉ」 「前から思ってたけどよ、お前、麻奈実のこと嫌いなのか?」 「……別に? ってか、よく知らないしぃ」 そう言って桐乃は頬を膨らませた。俺が麻奈実と一緒にいることが多いので嫉妬しているのだろうが、元々見た目もいいだけにそんな素振りも可愛い。麻奈実との性行為で疲れてはいるが、相手が違えば別腹だ。俺の帰りを待っていたこともあるし、御褒美を与えてやるか。 「桐乃、ケツ出せ」 言って俺は玄関の鍵を閉めた。 「え、ここですんの?」 「早くしろ」 「あ、うん」 桐乃は言われた通りにパジャマのズボンとショーツを膝まで下ろし、壁に手を付いて俺に尻を差し出してきた。避妊薬を呑ませてはいないが、たまには外出しでもいいか。 「じゃあ、挨拶からだ」 「うん。えっと、桐乃のオマンコに、勃起オチンポ入れてください」 桐乃の言葉を聞きながら、俺はズボンとパンツを脱いで勃起しかかった陰茎を扱き、そのまま亀頭を淫裂に押し当てて上下に擦り始めた。 「準備できるまで、自分で言葉を考えておねだりしてろ」 「ふぁ、うんっ、んぁ、専用オマンコに、んっ、オチンポ入れてください、あっ、勃起オチンポで、んんっ、躾けてくださいっ、ふあっ、気持ちいいっ、んあっ、オマンコ気持ちいいっ」 亀頭の愛撫を受け、桐乃の秘裂からはじわじわと愛液が溢れてきた。その滑りの心地よさに陰茎の準備も整ったが、もう少し焦らしてやりたい。 「今は感想を聞いてんじゃねえ。どうだ、欲しいか? 言ってみろ」 「んふあっ、入れてぇ、はんあっ、勃起オチンポ入れてぇ、くふあっ、専用オマンコにぃ」 自分から陰茎を取り込もうと桐乃は尻を押し付けてきたが、俺は腰を引いてそれを避け、尻たぶを軽く叩いてやった。 「勝手なことしてんじゃねえよ。入れてやんねえぞ?」 「ふああっ、だって欲しくてぇ、んくはっ、早くしてぇ、ふうあっ、早く入れてぇ」 そのあからさまに発情した態度に俺は苦笑いしながら、桐乃の膣口に亀頭を押し当て、虐げるようにゆっくりと陰茎の半分ほどを入れてやる。 「んふあああっ……入ってきたぁ……んんうはぁ……ヤダもっと奥までぇ……」 桐乃は陰茎を根元まで膣で咥え込もうと、再び尻を押し付けてきた。その尻に俺は手を当てて押し止め、優しい口調で問いかけた。 「なあ、桐乃。どうして欲しい?」 「あくふあぁ……ちゃんと入れてぇ……んくふあぁ……早く全部ぅ……ふうんあぁ……お願いだからぁ……はふうあぁ……全部入れてよぉ……んふうあぁ……こんなの辛いよぉ……」 「じゃあ、お前がそのまま、腰を振れ」 言い終わると同時に尻に当てていた手を離してやると、桐乃は返事もせずに貪欲に腰を振り始めた。 「あふひあはあっ……オマンコ気持ちいいっ……んふひうああっ……オマンコ気持ちいいっ……はひうはあっ……これ大好きぃ……ひうふあはぁ……勃起オチンポ大好きいぃ……」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第020回 「なあ、桐乃」 「むんごぷっ……んぼむおっ……ぷはあぁ……、ん? なに? またするの?」 口腔で掃除していた陰茎と自身の唇との間に糸を引きながら、桐乃は嬉しそうに俺を見上げてきた。玄関での性交後、俺の部屋のベッドに上に場所を変えてから、ずっと二回目のセックスを待ちわびているようだ。露出した下半身を隠そうともしない。 「……まあ、いいか。じゃあ、お前から上に載ってこい。但し、許可するまで動くなよ?」 「うんっ」 胡坐をかいた俺を跨ぐと、桐乃は一物に手を添えて自身の膣へと呑み込んでいく。 「はふああっ、この、入ってくる時が、すごく好きぃ」 「まだ動くなよ?」 そう言って俺は桐乃のパジャマの上着のボタンに手をかけた。寝る時にはブラを付けないように言ってあるので、愛らしい乳房がすぐに姿を現す。 「こうして見ると、お前の胸、やっぱ可愛いな」 「ふああっ、嬉しいぃ、ねえ触ってぇ、好きにしていいからぁ」 パジャマの袖を抜き終わると、桐乃は蕩けた笑みを浮かべ、俺の片手を取って自分の乳房へと押し当てた。そのまま俺が優しく揉んでやると、乳首が徐々に尖ってくる。 「んふあぁ、おっぱい気持ちいいぃ、はうあぁ、もう動いていいぃ?」 「まだ駄目だ。なあ、桐乃。お前の友達で生意気なチビガキがいたよな?」 「ふうあぁ、加奈子のことぉ? んくふぁ、それがどうしたのぉ?」 加奈子というのは桐乃の友人の一人で、家に遊びに来ていた時に何度か俺と顔を合わせている。こいつがまた以前の桐乃以上に生意気な女で、ジュースを出してやれば無視するは、わざと俺に聞こえるように悪態を吐くは、たいして見知った仲でもないのに驕慢な態度を取ってくる。桐乃同様、いつかは仕返しをしたいと思っていた相手だ。勢いに乗じて桐乃と麻奈実を犯した以上、ついでに加奈子も調教してやろうと俺は考えていた。だが、一切優しくしてやるつもりはない。レイプしてやった上で、いたぶり、嬲り、恐怖によって俺に隷属させてやる。 「今度また、家に連れて来て泊まってもらえよ。その時は事前に俺に言え」 「くふあぁ、加奈子に何か、はうんぁ、するつもりなのぉ?」 「犯す」 その言葉には桐乃も驚いたらしく、喘ぎを止めて目を見開き、次いで我に返って懇願してきた。 「ダメよそんなの! 加奈子はあたしの親友だもん! それはダメ!」 こんな桐乃の反応は予想済だ。だからこそ話す前に挿入させたとも知らず、桐乃は何度も俺に向かって止めるよう頼み込んできた。俺は僅かに腰を動かし始め、胸を揉む手を乳首へと移した。 「黙って俺に協力しろ。そうすれば望むだけ可愛がってやるから、な?」 「ふうあっ……ダメダメぇ……んくふあっ……あたしがするからぁ……あふふあっ……あたしがなんでもぉ……あうふあっ……してあげるからぁ……ひうんあっ……加奈子はダメぇ……」 快楽に耐えながら桐乃は拒否し続けるが、接合部から溢れた愛液は粘りを帯びている。指先と腰の動きを少しずつ速めてやりながら、俺はもう一度説得を試みた。 「お前の親友なら尚更だ。加奈子って奴のことを大切に思うなら俺に協力しろ。この先、親友が変な男に騙されるより、俺が大切に扱う方が安心だろ? もちろんそれ以上にお前のことは大切にするから、な?」 詭弁にもなっていない身勝手な台詞だが、まだ短期間とは言え、桐乃の身体を散々に弄り回してきた俺には確信がある。今の桐乃なら性欲に抗い切れず、そんな言葉でも自身を納得させようとするに違いない。 「あくはあっ……だってそんなのぉ……うふはあっ……そんなのおかしいよぉ……」 「お前は今、俺とこうしていて不幸か? もしも幸せなら、親友も幸せにしてやりたいとは思わないか? お前が幸せに思うものを、親友にも分け与えたいとは思わないか?」 「ふわああっ……だってだってぇ……はふうあっ……やっ、その動き方ダメぇ……」 身悶えし続ける桐乃の様子を観察してみると、どうやら残り数分でどうにかなりそうだ。その時間を早めるべく、俺は桐乃の乳首を口に含んだ。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第021回 二日目の試験を全て終えると、俺は一旦家に帰って私服に着替えてから街へと出かけた。これで試験の残りは土日を挟んだ月曜日の四科目だけだ。割と得意な科目ばかりなので事前に勉強をしなくても赤点になることはないだろうが、一応は明日、麻奈実に家庭教師を依頼してある。試験科目とは違うことを存分に学ぶつもりだ。 街の繁華街を抜け、歓楽街の目当ての店へと入ってみると、中には所狭しと様々な淫具が置かれていた。昼から営業開始となるこの店は淫具の専門店、大人の玩具屋だ。予め必要なものはインターネットで調べてある。それらを手早く購入すると、レジの中年親父のお愛想を聞きつつ店を出て、次の目的地へと向かった。 ホームセンター、家電専門店、PCショップ、書店、薬局、ブティック、衣装屋などを巡り、目当てのものを購入して家に戻った時には日が暮れていた。俺は購入した品々を自室のクローゼットへと仕舞い込み、既に帰宅していた桐乃と一緒に夕食を取って風呂に入ると、互いにパジャマを着せ合った後で包装された一つの品を差し出してやった。 「えっ? あたしに?」 目の前に突き出された包みを見て桐乃が目を丸くした。俺に何かを贈られるなどとは思っていなかったに違いない。だが、従順な態度でさえあれば、たった一人の妹だ。身体のことはさて置き、それなりに愛しくもある。加奈子の件で協力するとの言質を得た以上、後々の為にも見返りを与えておくに越したことはない。 「お前の為に買ったんだ。開けてみろ」 「う、うん」 桐乃はいそいそと包装紙を取り、中の品を見て心底嬉しそうに俺を見上げてきた。 「ほ、ほんとにっ? これ全部、あたしの為に買ってくれたのっ?」 四つの箱を抱きかかえて笑みを浮かべる桐乃を見て、俺は危うく吹き出しそうになった。と言うのも、俺が買ってやったのはエロゲだったからだ。『いもうと奴隷調教』『マゾ妹奴隷アスカ』『お兄ちゃんの臭い中毒』『禁断の妹・隷属編』の四つのタイトルから判るように、桐乃の嗜好に合わせてはいるが、今後の行為を少しでも受け入れやすくする為に、調教物ばかりを選んである。それでも桐乃は箱を抱いたまま俺に身を摺り寄せてきた。 「すごく嬉しいっ。ちゃんとバカにしないで認めてくれたんだ?」 お前の精神を汚染する為にな、との言葉は取り敢えず伏せ、俺はその身体を優しく抱きしめてやった。快楽を覚えた肉体だけでなく、これで心も今まで以上に俺に依存してくる筈だ。 「けど、よく判んなくてな。お前の趣味に合ってるか不安だったんだけど」 「ううん、大丈夫。すごく嬉しい。兄貴にちゃんと感謝しながら、このゲームやるね」 「じゃあ、今からやろうぜ。ゲームも、それ以外も」 俺の言葉に一瞬目を見開いた後、桐乃は頬を染めながら首を縦に振った。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/130-145 俺の幼馴染がこんなに不人気なわけがない 麻奈実の部屋の前に到着した。外観は以前来たときと何も変化は無い。 俺ははやる心を落ち着かせながら閉じられた襖を軽くノックする。木製のドアではしない小さく鈍い反響音がした。 あえて名乗ることは避けて反応を待ってみたのだが返事は無い。どうやら本当に誰とも会いたくないらしい。 「……麻奈実、俺だ」 少し声色が低くなった気がする。チッ、やっぱり緊張してやがるな俺。 この緊張を何とか取り除くために麻奈実の反応を待ってみることにした。 「…………」 しかし俺の声に反応は返ってこない。部屋の中に人の気配は感じるので、麻奈実が居ることは間違いないと思うのだが、いかんせん襖越しからは今まで麻奈実からは感じたことも無いようなプレッシャーを感じる。 なんだなんだ、今まで普通だと思ってたが実はこいつニュータイプかなんじゃねぇのか? 麻奈実の無言がこれほど怖いもんだとは思わなかったぜ。 でもなぁ、最近の俺はいろいろとお疲れではあるけれども、それに応じて経験値もたくさん積んでいたわけよ。 こうやって相手が拒絶してるときってのは、ストレートに俺自身の気持ちをぶつけて相手にどうして欲しいか伝えるのが一番なんだよ。 「単刀直入に言う。麻奈実、俺はお前の顔が見たい。部屋の中から出てきて、話をさせてくれないか?」 ただしこれには一つ難点がある。 事と場合によって、俺の恥ずかしさがマックスになっちまうってことだよちくしょう! おそらく今の俺の顔は完熟トマトと見間違えるほど真っ赤に違いない。 こんな顔を麻奈実に晒すのもあれだが、これで麻奈実が部屋から出てきてくれるのなら安いもんだろう。 やっぱ素直って大事だよな。こっちが本音を出せば、意外と相手も素直に自分の気持ちを見せてくれるもんだぜ。 しかしどうもその俺の考えかたは、今回ばかりは少々短絡的過ぎたらしい。 「…………やだ。部屋から出ない」 本日ようやく麻奈実から始めての返事が返って来た。 久しぶりに聞いた麻奈実の声は、すごく弱々しくて、それでもどこか心に一本の堅い芯が通ったような声をしていた。 なるほど。さっきから幾度どとなく感じてはいたものの、こうして麻奈実の声を直に聞いて改めて確信した。 こいつは重症であると。 だが返事が来たのは良い兆候、まずは一歩前進である。 「そうか、お前の気持ちはわかった。じゃあ部屋からは出なくて良い。代わりに俺をお前の部屋の中に入れて話をさせてくれ、頼む」 本当は部屋から出して一階に居る田村家の面々にひとまず麻奈実の無事を確認させたかったが、俺が次にお願いしたこの内容でも今は十分である。 それに麻奈実はどちらかと言うと押しに弱い。こういった譲歩という形で頼めば、受け入れてくれる可能性も高いだろう。 しかし俺の希望的観測はいとも簡単に崩れ去った。 「……絶対やだ。もし無理矢理入ってきたら、例えきょうちゃんでも許さない」 ぐっ……! 1HIT! あぁ~、これは……まずい。麻奈実のやつ、俺に対しても怒ってやがるな。 さっき言ったただの「やだ」に「絶対」が付きやがった。 今起きている状況は、麻奈実の人生の中で類を見ないレベルの悩みだったのだろう。 それなのに本物の家族を除いて一番近しいであろう存在の俺が、アメリカに行っていたという理由があったとしても、ずっと連絡をしなかったのはいけなかった。 まずはそこから謝るべきだったな。 「麻奈実、俺にもいろいろあってな。今日までまったく連絡できなくて悪かった。本当にすまない。……麻奈実、怒ってるか?」 「…………。もういいよ、きょうちゃん」 「ゆ、許してくれるのk―――」 「もういいから、早く帰ってくれないかな? 許すとか許さないとか、もうどうでもいいから」 ぐはっ……! 2HIT! そうですかそうですか。なんだ、俺も麻奈実の顔を見たくなくなっちまった。ここまで怒った麻奈実の顔を見るなんて怖くて仕方がない。 もうどうすれば良いんだろう。麻奈実からここまで強い言葉のボディブローを喰らうことになるとはな。本当に麻奈実の言うとおり帰ろうかな……。 俺はどうかならないもんかと考え黙って沈んでいると、襖の奥から麻奈実が俺に言葉をかけてきた。 「きょうちゃんだって私と同じなんでしょう? ……もう、私のことなんかどうでもいいんでしょ? じゃあ、無理に私たち仲良くする必要無いよね。だって、私たち……」 3HIT! 4HIT! 5HIT! 死んでしまいそうです。もう死にかけですよ、俺。しかもその上さらにとどめのコンボの準備までしてやがる。 麻奈実がここまで怒っているのは見たことが無い。いやまぁ実質見てないのだが。これでもし暗い表情の麻奈実まで視界に入っていたら、俺の精神ダメージはとっくにゲージが赤一色になっている。 エコーが掛かった叫び声と共に倒れこんじゃうよ。YOU LOSEって文字が見えてくるよ。 「私たち……所詮はただの幼馴染だし」 全てが飛んだね。さっきまでの俺の心の余裕は全て飛んだ。何がYOU LOSEだバカヤロー。そんなこと言ってる場合じゃねぇってこれは。 元々ふざけるつもりは無かったけど、最近お疲れ気味かと思われていた俺はどうやら脳内でストⅡを展開させる余裕があったらしい。 そんな余裕、さっさと切り捨てて俺の全力をぶつけなきゃいけない事態だったてのによう。 「麻奈実っ! …………黙れ」 それだけは、言っちゃだめだろうよ。俺が何日も連絡しなかったことがお前にとっての地雷なら、今のお前の言葉は俺にとっての核弾頭だ。 「お前が学校に来なかった今日一日、俺が何を考えていたと思う? お前が遅刻でも良いから、さっさと学校に来ねぇかなぁって考えてたんだよ! それでもしお前が来たら、何を話そうか考えてたよ。 どうせいつもしてるようなどうでもいい会話と大して変わらない内容だろうってのに、それだけで俺の学校での一日はしっかり潰せてました。あぁ、大学受験控えた受験生が何してんだよって話さ」 お前は俺に何て言ったか覚えているか? 『所詮は、ただの幼馴染』だと? まさかさっき俺が言った一行を、よもやお前に送る羽目になるとは思わなかったよ。 「たかが幼馴染、されど幼馴染だ。俺はお前と幼馴染でいれて、それを所詮なんていう言葉で片付く関係だと思ったことはねぇ」 「…………」 今のお前にはすかした言葉に聞こえるかもしれねぇが、それが本心なんだから仕方ねぇだろう? 悪いけど恥ずかしいこと言って照れる暇も無いね。 もう何もお前には言わせねぇよ。仮に何か言っても聞く耳もたねぇな。 だって俺の知ってる麻奈実じゃねぇんだもんよ。麻奈実じゃないやつの言葉を冷静に待っているほど今の俺は大人じゃないぜ? 「……良いか、お前は勘違いをしている。実を言うとな、俺は麻奈実がずっと学校を休んでいたのも、こうして部屋に篭り続けていたのも、……一人そうやって悩んでいたのも、俺は今日はじめて知ったんだ」 「えっ……?」 「いろいろあってな、なんつー間の悪い偶然か。たちの悪い悪戯なんじゃねぇのって言いたくなる。お前が休み始めた日から、俺もずっと学校休んでたんだ」 「ほ、ほんとにっ……?」 部屋の中に居る麻奈実が喰いついてきた。やっぱり麻奈実は俺があいつの現状を知っていながらずっと放置していた思っていたらしい。 やれやれ、俺も意外と麻奈実に信頼されてなかったんだな。 「本当だっての……まったく。お前が何日も学校休んだってのに、俺がお見舞いに来ない時点でおかしいって気づけよ」 俺が苦笑いを浮かべながら毒づいた。お前のピンチを見過ごして平然と過ごせるほど安い関係じゃねぇよ、幼馴染ってやつはさ。 「俺はお前が、今何に悩んで何に苦しんでいるのかわからない。ひょっとしたら今のお前を救う事は俺に出来ないかもしれない。だがな、それでも抗う! お前に来なくて良いと言われても毎日様子を見に来るし、お前が部屋から出てこなくても外から話しかけるし、お前が俺を一切無視して話に反応しなくても居続ける。 そしてその時は、そんな俺のことをいくらやっても無駄なのに馬鹿な奴だと鼻で笑えば良い。その鼻で笑った瞬間だけでも、お前は笑っているんだろう? 悩みを忘れて、苦しみは薄れ、麻奈実は笑っているんだろう? それなら俺は、その瞬間が来ただけで満足だ。なんせ俺の大事な幼馴染が笑ってくれてるんだからな。俺もいっしょに笑ってるだろうよ。 ……さぁ、逃げ場所は作ったぜ! 話したくなけりゃお前は無視していい。全部俺の独り言になるだけだ。麻奈実よ、今お前は一体何に苦しんでいるんだ? もし良ければ俺に話してくれないか?」 ここまで長々しい大演説をしたのは生まれてはじめてだ。 平たく言えば、あれだ。ここ最近はずっと黒猫におせっかい焼いて、つい先日は桐乃のためにアメリカまでおせっかいを焼きに行って、本日は幼馴染におせっかいを焼こうというわけだ。 まったくお前の言うとおり、最近の俺は優しすぎるな。 こんなおせっかい、昔ならお前にしか焼かなかっただろうに。 おかげで火力が足りなくて、麻奈実に焼いている分のおせっかいが生焼けになっていたらしい。 だけどこれからは安心しやがれよ。真っ黒こげの消し炭になるまでたんまり焼き続けてやるからな。 一気に強火で。それでダメなら、何日、何十日、何百日とかけてもとろ火でじわりじわりと。 アメリカからの帰国疲れなんて今はとっくにどこか遠くへ飛んでいる。まぁ後々その疲れに麻奈実への看病疲れという利子まで付いて戻ってくるだろうがそれも問題ない。 高校での生活に馴染めた可愛らしい後輩と、アメリカで一人無茶をしていた生意気な妹と、いつも俺の隣で微笑んでくれる大切な幼馴染。 これだけ役者が揃えば、俺のいつもの平穏な生活は戻ってくる。 俺の休養はそれからでも遅くは無いはずだ。 「…………」 「…………」 襖を挟んだ俺と麻奈美の間にはしばしの沈黙が流れた。 どうやら長期戦の様相を呈してきたようだと、臨戦態勢に入った俺はひとまず廊下に座って次にかける言葉を考えようとしたとき、予想外の事態が起こった。 「……きょうちゃん」 不意に襖が揺れる気配がして、まさかと思って目を見開いて注視すれば、するすると襖が流れるように半分ぐらいまで開き、そこから麻奈実が控えめな声とともに顔をのぞかせていた。 「麻奈実……」 久方ぶりに俺の目に映った幼馴染の姿はひどく悲痛な姿であった。 俺の顔を見るやいなや視線を下に落としてうつむき加減になる。部屋に電気を点けていないせいか顔色も普段の麻奈実の三倍は暗い。廊下側にある窓の明かりがかろうじて麻奈実の顔をかすかに照らしている状態だ。 ほとんど食べ物を口にしていないせいか、身体つきも幾分かやせ細っている気がする。いつもと変わらないのは眼鏡だけだった。 そして、目元から枝分かれして、一体いくつ流れているのかわからないほどの涙の跡があるのがはっきりとわかる。 ロックは麻奈実が部屋から出るのは風呂とトイレの時だけだと言っていた。風呂にはおそらく毎日入っているだろう。 つまりは、この涙の跡は今日付いたもの、今日流した涙ということだ。 「……あんまし、じっと見ないで。今、私きっとひどい顔してるから、恥ずかしい……」 「……気にすんなよ。お前の顔を見れただけで少し安心した」 本当は逆だった。むしろちょっと不安になっちまった。今日何度目だろう、ここまで麻奈実を不安になったのは。 髪の毛が少し乱れていたのは寝ていたからだろうか。襖と麻奈実の隙間からいつもしっかりと押入れに片付けてあるはずの布団が、この昼間の時間帯から敷かれていた。おそらく万年床の状態になっているのだろう。 「……えへへっ。そう言ってもらえると、少し嬉しいな」 「そうか。そりゃ良かったよ」 そう言って、暗がりで麻奈実から垣間見えた笑顔がとても扇情的だった。 何となく今の麻奈実を直視すると目頭が熱くなってしまい、ようやく念願の麻奈実を見れたというのに思わず目を逸らしてしまった。 「……ねぇ、きょうちゃん」 「な、なんだ?」 俺がしばらく黙っていると、麻奈実の方から話しかけてきた。顔を見せてくれただけで初日にしては上出来と考えていたが、どうやら麻奈実は俺に伝えたいことがあるらしい。 やはりこれから話してくれる内容は麻奈実が引き篭もりなった原因なのだろうか。 「あの……ごめんね」 「ヘッ、気にすんじゃねぇって。お前におせっかい焼くのは、俺がしたいからやってるだけで……」 「うぅん違うの。そういうことじゃなくてね……」 すごく話しづらそうにしている麻奈実の姿を見ていて俺の方がもどかしくなった。 それでも今は俺が耐える時と心の中ではわかっていたのだが、次に麻奈実の口からでた言葉は俺の心を抉らざるをえなかった。 「……本当にごめんなさい。私、正直今までと同じようにきょうちゃんと接していいのか、本気で悩んでる。……どこまであの言葉を信じていいのか、わからなくなっちゃった」 今にも泣きそうな顔をしてる麻奈実に、また俺は麻奈実から顔を逸らしていた。 「…………そうか」 昔なら手放しで信じていたということか。「なっちゃった」っていうことは、以前の麻奈実ならさっきの俺の言葉も信じていたというのだろう。 どうやら俺は麻奈実の信用を失うようなことをしたらしい。ちくしょう、高二のときの麻奈実に会えなくなった事件以来、幼馴染とはいえ言葉選びには行き過ぎないよう気をつけていたつもりだったんだがなぁ。 あいにく今のところ俺の記憶にはそれに該当するような出来事や発言は記憶が無く、明日麻奈実の家に来るまでに思い当たる節をいくつか考えておこうと思った。 「それは、たぶんお前が謝ることじゃねぇよ」 そして今もなお自己嫌悪に満ちた空気で表情を曇らせる麻奈実を励ましておく。 そこまで到って、俺は何も言えなくなっていた。 心の中でこれほどの大事になっているにも関わらず、初日から麻奈実の顔を確認し、これだけ話すこともできたことに僅かながら満足感を抱いていたからだ。 それに家へ帰ってからの課題もできた。やれやれ、いつもと変わったことを思い出すのは簡単だが、いつもの変わらぬ日々を思い出すってのはなかなか難しそうだ。ついでに親父にでも引き篭もりの一般的な対処法でも聞いておこうか。これは田村家のためにだが。 しかしなによりも、俺の言葉が今の麻奈実に信頼を受けていないのがつらくて仕方なかった。一秒でも早く信頼を取り戻したい。 そう考えると、いつもの授業の難易度よりも高い宿題だってやる気になっていた。 ……今日はもう帰るかなぁ。これ以上一日にいろいろ詰め込むのは麻奈実にも良くないかもしれない。エロゲとかでもそうだろ? そう思って、顔をもう一度麻奈実の方へ向けると、今にも泣きそうな顔からいつの間にか麻奈実は俺の顔色を覗いながら不安そうな表情になっていた。 「……きょうちゃん、大丈夫?」 そりゃ俺のセリフだっての。なんだ麻奈実のやつ、じぃーっとこっちを見やがって。どうせならいつもみたく擬音を口に出してくれ。見られてたのに全然気付かなかった。 「すっごく怖い顔してる」 「えっ、あっ? そ、そうか?」 いかんな、真面目な顔をしていたせいでそれを見た麻奈実が勘違いし脅えてしまっている。咄嗟に顔を崩して笑って見せるが、どうにも麻奈実はずっと心配そうな顔をしている。 これはまずい。このタイミングで帰るとは言いづらくなってしまった。別に帰りたいわけではないのだが、今日はここらが潮時というやつだ。 しかし今このタイミングで俺が帰ると言えば、麻奈実に、そして俺にもどこかもやもやとしたものが心の奥に残ってしまう。 何か食べ物が歯に挟まったようなむずがゆさを感じていた俺なのだが、おどおどとしていた麻奈実が数瞬の後、急に意を決したかのように半開きの襖を全開にしたもんだから、そんな気持ち悪さは一瞬でどこかへ飛んでいってしまった。 「きょうちゃん、私の部屋入る?」 「えっ?」 ゆっくりと、それでいて穏やかな口調で、まるでいつもの麻奈実が帰ってきたんじゃないかと錯覚して、俺は呆けた声を上げてしまった。 俺の眼前にいる麻奈実の顔は、少し無理をしているのは見て取るようにわかったが、確かに笑っていた。 正直なところ、麻奈実の突然の変化に一体何が起きたのか、俺の頭の処理速度では整理できずにいた。それでも必死に言葉だけは紡いだ。 「は、入っていいのか?」 「うん、いいよ。それより今日一日私と話したかったんでしょう? 何を話すつもりだったの~?」 散らかっててごめんねと言いながら、万年床を和室の隅の方へと動かす麻奈実を一瞥しつつ、部屋の中を見回してみる。 久しぶりに見た麻奈実の部屋に大した変化は無く、和室とマッチした卓袱台やタンスに三面鏡、それぐらいしか目立った家具の無いがらんとした部屋。 ただ一つ違うところといえば、麻奈実の部屋にいつも光を差し込む窓がカーテンによって完全に締め切られていたことだけだった。 「ねぇ、きょうちゃん」 カチンッという音ともに、部屋の電気に灯りがともる。 気付いたら麻奈実は和室とはやや不釣合いな可愛らしいクッションを敷いて、襖のところで呆然としていた俺を得意の上目遣いで見つめていた。 「それで、わたしと何を話すつもりだったの?」 なんとなく察しがついた。なぜ俺を部屋に入れてくれたのかということ。 そして、この幼馴染のお人好し加減に俺は呆れて苦笑してしまう。 なんとも馬鹿らしい話なのだが、こいつは俺がさっきまで浮かべていた真剣な表情を、自分の説得がうまくいかなくて俺が落ち込んでると思い、俺を元気付けるため一度は「絶対やだ」とまで宣言しておきながら俺を部屋に入れようとしているのだ。 ついさっき信用できないとまで言ってのけたこの俺をだ。 自分がひどくつらい思いをして、引き篭もりをしている真最中だというのに。 やれやれ、こいつにまでお人好しでおせっかい焼きと言われる俺はどれだけ善人なんだか。 「ハッ、いつもと変わらねぇ、くだらない話さ。強いていつもと違う話なら、お互いなんで休んでたんだよっていう話で盛り上がるのを考えてた」 せっかくだから、その厚意にあずからせてもらうとしよう。俺は麻奈実の部屋に足を踏み入れて、麻奈実と対面するように座り込んだ。 「もしお前が今日学校に来てたら、ちょうど俺と同じ日から同じ日まで休んでたことになるわけだろ? そしたらお前が『凄い偶然だよね~』とか言って、笑ってくれるんじゃねぇかって考えてたんだよ」 「あはは、私なら言いそうだね~」 「なっ、そうだろ? それで遅れた分の勉強会を開いてくれるのを期待したり、他にもいろんなこと話したりして笑うんだろうな~ってよ」 「それだけで今日一日が潰れちゃったの?」 「そうだよ。ヘッ、悪いかよ」 「うぅん、きょうちゃんらしいなぁ~って思った」 「おいおい、それは褒められてるのか?」 「……ところでさ、きょうちゃんは何で休んでたの?」 久しぶりにする麻奈実との普通の会話で、こんな状況でもやはり嬉しくなってしまう。 あぁ俺はなんて単純な構造をしているんだか。 「俺が休んだ理由か? まぁ、いろいろと大変なことがあったわけよ。実はな―――」 ついつい自然な流れで話が進んでいく。さっきまで麻奈実が俺を部屋に入れるのを頑なに拒んでいたことなどすっかり忘れてさっていた。 俺の目の前で絶叫した麻奈実。 俺の頬にひやりとした液体があるのを感じた。 それは今しがた絶叫した麻奈実の口から飛んだツバでもなく、麻奈実の瞳のはしに溜まった涙でもなく、俺からでた冷や汗であった。 なぜ、こうなってしまったのだろうか。俺の心を焦りが支配する。 そして、どうして俺は今……、 「―――ということがあったのさ」 俺はついつい麻奈実との会話に夢中になっていた。だからこそ、今しがた話したこともほんの大した内容ではないと思っていた。 「…………えっ?」 しかし麻奈実は俺のその言葉を聞くと途端に怪訝そうな表情になった。俺もそれに気付いて、軽快に紡いでいた話を一旦止めていた。 「……あれっ? 俺、なんかおかしいこと言ったか?」 不意に止まった話の流れに、俺は少し戸惑いながら麻奈実に問いかけた。 「……きょうちゃんが休んでいた理由って、アメリカに居る桐乃ちゃんを心配して、その日のうちにアメリカまで行って、桐乃ちゃんを説得してつい昨日連れ帰った。……っていうこと?」 「あ、あぁ。確かにそう言ったが……」 俺がさっき言った内容を復唱する麻奈実。その麻奈実の声はどこか震えていた。 何だ、まさかこれも何かの地雷だったか? まさか自分も苦しんでいるのに、俺が桐乃を優先して助けたことに嫉妬しているとでも言うのか? ……いや、ありえん。 第一麻奈実がこんな状況になってるのを知ったのは今日になってからだとさっき話したし、麻奈実は自分がつらいときでも他人が同様に苦しんでいるなら、平気で他人を助けてしまおうとする奴なのだから。 俺はこのとき、そう心で結論付けていた。 「……ごめん、きょうちゃん」 一度そう言って、麻奈実はうつむいた。謝っているので頭を下げたつもりだったのかもしれない。 そうしてうつむき加減の麻奈実の身体ががたがたと震えていた。まるで何かの禁断症状が出たかのようだった。 「ま、麻奈実!?」 俺は驚いて麻奈実の傍まで近づいき肩を支えようとした。だけど、その手を麻奈実に軽く弾かれてしまった。 そしてゆっくりと顔を上げた麻奈実と目が合って、麻奈実の口が開いた。 「さっき私、きょうちゃんを信用できないって言った。それでね、今の話を聞いて思ったの。あぁ、やっぱり私は間違ってなかったんだって」 そのとき俺が目にした麻奈実の双眸は、今まで俺が見たことないほど悲哀と憎悪のこもった色をしていたような気がした。 「今言ったこと、うそでしょ?」
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/854-858 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第049回-2 水曜日の放課後。麻奈実と並んで帰宅する途中で、俺は先日知り合った桐乃の友人、あやせと偶然に出会った。制服を着ているところを見ると、学校からの帰り道らしい。清楚な女学生といった風情だ。 「あれっ、こんにちはー!」 あやせが会釈してきたので、挨拶代わりに俺は片手を上げた。 「きょうちゃん、お知り合い?」 「ああ、まあな。えっと……」 「初めまして。新垣あやせです」 俺が麻奈実に紹介してやろうとすると、あやせが先に自ら名乗った。 「こ、こちらこそ、えと、た、田村麻奈実です、初めまして」 麻奈実は慌てて頭を下げ、あやせも落ち着いた物腰でお辞儀を返した。次いで顔を上げると、あやせは含みのある微笑を俺へと向けてきた。 「あはは、この前は、どうも~。突然伺っちゃって、すみませんでした」 「いや、折角来てくれたのに桐乃が不在で、こっちこそ悪かった。また今度、遊びにおいで。歓迎するから」 「はい! ありがとうございます。そうそう、お会いしたら言おう言おうと思っていたことがありまして。実は、桐乃とわたしが初めて一緒にグラビアに載った雑誌、見本誌が届いたんですよ。桐乃も持ってるはずなので、後できっと見てくださいね?」 そう言って、あやせは少しだけ身を乗り出してきた。制服の胸元が少しだけ覗く。桐乃程乳房は大きくなさそうだが、こんな無垢な少女を蹂躙するのも楽しそうではある。しかし、加奈子と違ってあやせには何の恨みも抱いてはおらず、現在は瀬菜と黒猫の攻略策を考案中であり、対象を増やす余裕はない。 「判った、必ず見るよ」 思考を悟られないように適当に返事をすると、あやせは恥ずかしそうに肩を竦めて更に近付いてきた。 「実は夏特集ってことで水着なので、ちよっぴり恥ずかしいんですけど。桐乃ほどスタイルよくないので、あんまり期待しないでくださいね?」 水着か。ならば当座はグラビアで身体つきでも確認しておくか。そこそこのスタイルならば、いずれは攻略相手に加えてもいい。 「いや、期待する。見るのが凄く楽しみだ」 「もう、お兄さんたら……。あ、そうだ! そちらのお姉さんも、せっかくですから、電話番号とメールのアドレス交換しませんか?」 「ほえっ? わ、わたし?」 麻奈実の間抜けな声を聞き、綾瀬は笑って頷いた。 「はいっ! よろしくお願いしますっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第050回 「まずはシャワー浴びようよ? いつもより丁寧に身体洗ってあげるから、ね?」 桐乃は手早く服を脱いで裸になると、俺の服を脱がせ始めた。全裸にさせて屈み込み、勃起している陰茎にうっとりとした顔で頬を寄せてくる。 「おい、まずはシャワーなんだろ?」 「でも、その前にオチンポの汚れ舐め取ってあげる。んちゅっ、ぺおっ、れおれっ」 どうやら約束通りにラブホテルに連れてきてやったので上機嫌らしい。自分の秘所を弄りながら、嬉しそうに陰茎に舌と唇を這わせてきた。 「んくちゅっ、んはぁ、このツンとした臭い好きぃ、んれろっ、ぺろれっ」 「何だよ、臭え方がいいのか?」 「んもごっ、はぷうっ、だってぇ、好きな臭いになっちゃったんだもん、あむれおっ」 「あんま激しくすんなよ? 出ちまう」 「じゃ、いつ出してもいいように、今度はオマンコで綺麗に洗ったげる」 立ち上がって抱き付き、片足を上げて俺の腰に絡めると、桐乃は一物を膣内に取り込んで腰を揺らし始めた。熱く滑る柔肉で陰茎の恥垢を溶かしながら、俺の手を取って自分の乳房へと押し当てる。十四歳の妹にそんな淫乱な素振りをされて興奮しない訳がなく、忽ち陰茎に臨界点が迫ってきた。とは言っても、明日の夜には加奈子が泊まりに来ることになっており、今夜一晩で体力を使い過ぎるのも考えものだ。精々射精は四回までに抑えておこう。 「あはあっ……汚されてるぅ……んはあっ……勃起オチンポでぇ……ふああっ……汚してぇ……はうあっ……オマンコの中ぁ……んくはぁ……汚されるの気持ちいいぃ……」 「なあ、ちゃんとシャワー浴びてからしようぜ?」 「くはあっ……シャワー浴びてからもするぅ……はうあっ……今はこのままぁ……」 今夜一晩、果たして四回で済むのかと不安に思いつつ、俺は桐乃の両太腿に手を回して抱え込んでやった。俗に言う駅弁の体位だ。そのまま陰茎を根元まで膣に押し込んで風呂場へと歩き出すと、桐乃は俺の首に手を回してしがみ付き、秘所からくぐもった卑猥な音を鳴り響かせてきた。 「あくはあっ……これ奥までくるうぅ……んくふあっ……奥が突かれてるよおっ……うはああっ……串刺しにされてるうっ……はうああっ……超気持ちいいよおっ……」 そろそろ絶頂が近いらしいが、俺も同様だ。まずは一回出しておくか。 「しょうがねえな、このまま奥に出してやるから、おねだりしてみろ」 「ふうはああっ……熱いの出してえっ……はくひうあっ……射精大好きなのおっ……ひうあはあっ……串刺しオマンコにぃ……んくひうあっ……臭いを付けてええっ……」 「しょうがねえな、おらっ」 俺が膣奥に精を放つと、桐乃は宙に浮いた爪先を何度も跳ね上げた。 「んごふああっ……射精気持ちいいいっ……ひうあはあっ……そこダメ射精ダメえっ……あひふああっ……そこほんとに奥だよおおっ……うひくはあっ………クセになっちゃうからダメええっ……ひぎっ……くはっ……お、おほっ……オマンコイくううあへあああっ!」 絶頂を迎えた後、ぐったりとしてしまった桐乃を駅弁体位のまま抱えて浴槽に入り、そのまま俺は二度目の射精に向けて腰を動かし始めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第051回 風呂場で交わり合った後、俺は初のラブホテル宿泊の思い出に、ベッドの上で記念写真を撮ってやることにした。桐乃は俺の指示に従ってM字開脚し、両手で陰唇を拡げながらデジタルカメラに向かって弛緩した笑みを浮かべ、フラッシュを浴びる度に陰部から愛液を垂れ流し続けた。そんな写真を何枚も撮っている内に陰茎は再び勃起し、俺はカメラを手にしたままシーツの上に仰向けに寝ると、桐乃に腰を跨がせた。騎乗位で交わると桐乃はすぐに喘ぎ始め、膣内に射精すると同時に歓喜の雄叫びを上げて全身を跳ねさせ、やがてゆっくりと俺の胸の上へと倒れ込んできた。 「あらひ、まだじう四しゃいなのに、こんな場ひょで、こんにゃにひ持ちいひことひひゃてるぅ。ひあわへぇ」 そう呟いた桐乃の目に光彩はなく、舌を出したまま、蕩けた顔で笑っている。写真撮影の時点から意識が濁っているようで、その表情は白痴に近く、呂律も回っていない。そんな顔を見ている内にあることを思い出し、俺はビクビクと震える桐乃の尻を優しく撫でてやりながら、その耳元で問いかけた。 「なあ、桐乃? このまましちゃっていいか?」 「なんれもひてぇ、じぇんぶはに貴にあげゆぅ。しゅきなことひてぇ」 「そうか、悪いな。けど、本当にいいのかよ?」 「じぇんぶあげゆのぉ、しゅきにちゅかってぇ」 「じゃあ、そうさせてもらうか」 俺はそう言って桐乃の膣内に小便を始めた。ホテルの従業員には悪いが、これがなかなか心地いい。 「んぐひっ、はにゃっ、んくはへえええっ、おひっ、オヒッコひてゆううう!」 「んだよ? いいって言ったじゃねえか。急には止まんねえぞ?」 「あへくひいっ、オヒッ、オヒッコほへえっ」 体内に尿を受けながら、桐乃は恍惚とした顔で総身を震わせている。てっきり文句を言われたのだと思ったのだが、どうやら気持ちいいらしい。 「おいおい、お前、マンコに小便されて感じてんのか?」 「はひゃくはひっ、ひもっ、ひ持ちいひいっ、オヒッコひ持ちいひいいいっ」 俺は失笑しながら桐乃の腰を両手で押さえ付けた。より深い場所へ尿を浴びせてやる為だ。 「なら、子宮の中にも引っ掛けてやっから。なるべく零さないようにマンコ締めてろ。いいな?」 「んくひはっ、はひっ、オヒッコおっ、あらひもオヒッコ出ひゃううううっ!」 小便を続けながら亀頭を子宮口に当てた途端、桐乃もまた仰け反りながら尿を漏らし始めた。もしかしたら俺たちは似た者兄妹なんだろうか、と思いながら、俺は室内に立ちこめてきた二人分のアンモニア臭に顔をしかめた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第052回 「んげはひぃ……ぎぼぢいいよおっ……ひぐはへぁ……がなごぎもぢいいにょげはぁ……あぎびぐあっ……おにいじゃあん……はへぐびあぁ……まだイっじゃうよぼおおっ……」 駅弁の体位で膣を陰茎に、尻穴を桐乃の装着したペニスバンドに犯され、加奈子は半分白目を剥きながら必死に俺にしがみ付いてきた。既に狭苦しい膣内に二回程放ってやった精液に愛液と尿を交え、股間からダラダラと床に落としている。だらしなく開けた口の端からも気泡交じりの涎を垂らしているが、それでも懸命に意識を保とうとはしているらしい。そんな健気で従順な素振りは可愛らしく、故にもっと責めてやりたくなる。 「おごはぎいっ……イぐうううううっ! あへひぎあっ……前もうじろもイぐううっ!」「うわっ、加奈子、まだオシッコ出るんだ? なんかすっごい気持ちよさそ。ねえ、あたしにも今度これしてよねぇ? 他の道具も貸してくんないしぃ」 二穴責めが羨ましいのか、桐乃はそう言って少しだけ拗ねた顔になり、更に容赦なく加奈子の直腸を責め始めた。確かに桐乃にはローターやバイブの類を使ったことがない。そんなにして欲しいのならば、今度存分に使用してやろう。 「イっでるげびああっ……んひぎいいっ……まじゃイぐあがああっ……おがごはあぁ……おにいじゃあんおにいじゃあん……あびぐぼべああっ……じゃいずぎいいいいっ……んあぶぐがああっ……が奈ごのおにいじゃあん……んぐぎあばあっ……が奈ごのおおっ……」 「ちょっと、あたしの兄貴なんだかんね? 独り占めなんか許さないから。聞いてんの、加奈子? ほらほら、なんとか言いなさいよッ!」 尻穴に細身の疑似ペニスを叩き込むように出し入れしながら桐乃が問い掛けたが、加奈子の耳には届いていないようだ。爪先を何度も反らせ、全身をプルプルと震わせている。 「んぎびぐがべぁ……んがびごあっ……あべぇ……んがっ……ぎっ……ごぶっ…………」 「おい、桐乃、ちょっと待て。様子が変だ」 加奈子が完全に白目を剥いて口から泡を吹き出したのを見て、俺は慌てて腰の動きを止めた。次いで桐乃も静止させようとしたのだが、俺の方を見もせずに突き殺すかのように加奈子を嬲り続けている。 「あたしは、聞・い・て・ん・の・って言ってんのよッ!」 俺は加奈子を抱えたまま数歩後ろに下がり、尻穴から疑似ペニスを抜いてやった。抜けた瞬間、加奈子は新たな小便を漏らしたが、今はそんなことに構っている暇はない。 「加奈子っ? おいっ? 加奈子っ?」 呼び掛けながら数回頬を軽く叩いてやると、やがて加奈子はゆっくりと目の焦点を戻し始めた。俺はそれを見て安心し、いつの間にか項垂れていた桐乃に言ってやった。 「お前、加奈子を殺す気か? お前ら親友じゃなかったのかよ?」 「……ごめん。つい夢中になっちゃって」 「……加減しろ。加奈子、大丈夫か?」 視線を移すと、加奈子はまだ完全に意識を取り戻していない様子だったが、それでも擦れた声で呟いた。 「……奈子も……る」 「あ? 何だって? もう一度言えるか? おい?」 俺が尋ねると、加奈子は呆けた顔で小さく頷いた。 「……加奈子も、桐乃にする」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第053回 取り敢えずは一旦休憩した後、まず桐乃を以前自分がされたようにベッドに拘束してくれ、と加奈子は言い出した。桐乃も嬉しそうに頷くので、俺は加奈子の真意に疑問を抱きつつも了承した。次いで数々の注文に答えていき、結果的に桐乃は以前の加奈子と同じ状況になった。つまり、膣と尿道と尻穴にバイブ、乳首と陰核にローター、全身にはローションを塗って放置、という状態だ。その横で見せ付けるように抱いてくれ、と加奈子が面白いことを言うので、俺はそうすることにした。 「あはあぁ……お兄ちゃあん好きぃ……はうあぁ……オマンコ気持ちいいよぉ……ふうあぁ……もっと奥突いてぇ……んくひぁ……臭いチンポ大好きいぃ……」 「んぎびあばあっ……まだイぐイぐイぐああっ……ひぎひいいっ……イぎまぐっでじぬううっ……」 拘束中の桐乃の横で加奈子を座位で抱き始めると、互いが刺激になったのか、二人ともすぐに喘ぎ出した。桐乃は苦悶に顔を歪めながら無機物に弄ばれて何度も絶頂を続け、加奈子はうっとりとした顔で膣性交を楽しんでいる。 「加奈子、もう出すぞ」 「あひふあっ……加奈子もイくうぅ……はあふあっ……イっちゃうから出してええっ……んくはあっ……奥に熱いのぉ……はうああっ……一緒にイくからあっ……」 「あびいぎっ……あだじにもがげでぇ……んぎがあっ……オヂンポ汁がげでぇ……」 全裸の十四歳少女二人の嬌声の重なる中、俺は加奈子の注文通り、亀頭を子宮口に押し当てて精を放った。 「ひあくはあっ……臭汁きたああっ……んくはああっ……奥に入ってるううぅ……かひふああっ……妊娠気持ちいいよおっ……あひゃああっ……オマンコイくひあああああっ!」 「んぎぎあっ……あだじのおぐにもおぉ……あびぎいぃ……あだじのおぐにもおぉ……」 加奈子は全身をいつものようにプルプルと震わせ、桐乃は果て続けながらも物欲しそうな眼差しを俺に向けてくる。と、加奈子は珍しいことに余韻を楽しまず、俺の手を優しく払って腰を上げた。次いで息を整えながら桐乃を見て意地悪く笑うと、その顔の上に座り込んだ。 「クスクス、桐乃に熱々の臭汁飲ませてやんよ。加奈子のオシッコ付き、どーよ?」 加奈子は桐乃の口に淫裂を押し付け、宣言通り、そのまま小便を始めた。 「もぶぶばぼっ、んごくっ、んばもべばっ、ぶふっ、んごばっ、ごぎもぐげばぁ」 桐乃は目を見開いて必死にもがいている。だが、恐らく加奈子は最初からこれが目的だったに違いない、俺の方を振り向いて満足そうに笑った。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/5-9 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第101回 汗を流し終わった後で風呂場の壁に手を付けさせると、俺は背面立位で瀬菜の膣を責め始めた。 ちなみに瀬菜は乳房は大きいが、尻は然程でもない。恐らく胸囲は八十九、臀部のサイズは八十三というところだろう。 とは言え、元々俺は肉感的な女が特に好きと言う訳でもなく、染み一つ無い真白な尻を背後から犯しているだけで上々の気分だ。 瀬菜も気持ちよさそうに喘ぎながら、徐々に腰を後ろに突き出してきている。 「はふあっ……先輩そんなに突いちゃダメえっ……んはあっ……そんなに奥まで突かれたらあっ……あくうっ……立ってられなくなっちゃいますうっ……」 そんな台詞を吐かれて加減するような俺ではない。むしろ火に油、麻奈実に殴打、桐乃にブリジットだ。 更に強く膣奥を突き上げてやると、瀬菜は尻をくねらせながら微かに尻穴を開閉させ始めた。 触れられるのを待っているかのような動きに俺は一瞬手を伸ばし掛け、思い直して慌てて引いた。 物事には順番というものがある。そこは恐らく瀬菜の一番の性感帯だが、今は安易に触れずに膣内のの感度を向上させてやった方がいい。 だが、もう一刺激欲しいところではある。俺は腰の動きを早めながら、甘い声色で瀬菜に問い掛けた。 「瀬菜、この前みてえに言ってみろよ? 何をされてどんな気持ちか」 「かはあっ……嫌ですうっ……あうんっ……もうあんな恥ずかしいことおっ……」 「んなこと言っても、普段からオナニーとか平気で口にしてんじゃねえか。おら、言え」 一際深く陰茎を突き込んで子宮を何度も押し潰してやると、瀬菜は両脚を震わせながら背を反らし、上体を凭れさせてきた。 「んくはあっ……それダメ嫌あっ……あふはうっ……イくイっちゃううっ……」 「何されてどこがイくんだよ? おらおら、言え、言ってみろ」 「ふはひあっ……先輩意地悪ですうっ……くふはあっ……ダメほんとにイっちゃううっ……はひくあっ……おちんちんでオマンコがイっちゃううっ……」 淫語を口にしたことで吹っ切れたのか、瀬菜は俺の動きに合わせて自ら腰を使い出した。単なる前後の反復運動ではあるが、濡れた膣肉の締まり具合が心地いい。 仰け反った上半身では豊満な乳房が四方に揺れ動き、目を楽しませてくれている。加えて淫臭も濃厚になってきており、鼻から息を吸い込む毎に陶酔感が満ちてくる。 「はひくあっ……イっちゃうオマンコイっちゃううっ……かはひあっ……先輩のおちんちんにイかされちゃううっ……ふくうあっ……もうダメえっ……オマンコがイっちゃううううっ!」 瀬菜は腰だけを繰り返し上下に跳ね上げ、愛液を床に垂らしながら全身を小刻みに震わせ始めた。 言葉通りに達したらしいが、未だ射精していない俺に膣を嬲られ、余韻に浸る間もなく果て続けているらしい。 このまま様子を眺めていたいところだが、残念なことに一物は間もなく我慢の限界を迎えてしまいそうだ。 「瀬菜、そろそろ出すぞ?」 当然、瀬菜には入浴前に避妊薬を飲ませてある。俺がそう言うと瀬菜は僅かに振り返り、蕩けた横顔で二度、三度と頷いた。 「あへくふあっ……先輩早く出してえっ……んかはへあっ……イきっ放しでオマンコがダメになっちゃいますうっ……ふはひうあっ……おちんちんでバカになっちゃううっ……」 「おらっ、 中出し楽しめっ」 言い終わると同時に子宮口に精液を浴びせてやると、瀬菜は総身を大きく痙攣させながら叫び声を上げた。 「んくはひいいっ……イくうううっ! ひくふへうあっ……またイっくうううううっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第102回 翌日の昼過ぎに桐乃を瀬菜の祖母宅に向かわせてから、俺はあやせを迎え入れる準備を始めた。 まずは桐乃の部屋にカメラを三台設置し、見えないように偽装を施す。 もちろん、これはあやせの行動をモニタリングする為であり、各カメラの画像は俺の自室のパソコンで切り替えが可能だ。 次いで桐乃の愛液塗れのショーツをベッドの枕元にさり気なく置いておく。 染み込んだ体液が乾いたせいで布地の一部が硬くなっているが、未だに強い淫臭を放ってはいる。 更にあやせが来る直前には、小瓶に採取してある桐乃の淫蜜を部屋中に撒いておくつもりだ。 この為だけに午前中、桐乃を四回も果てさせてやった。 一昨日の話からすると、あやせは明らかに桐乃に対して同性愛的な感情を抱いている。 服の上から胸や尻に触れるだけでなく、油断していると抱き付いて全身弄ってくるとのことだ。 そんなあやせが桐乃の性的な臭いに満ちた部屋で果たしてどんな行動を起こすのか、大変興味がそそられる。 自慰でも始めれば録画しておいて後から脅すことも出来るし、何もなかったとしても生態を観察しておくことはいずれ何らかの役に立つだろう。 仮に付けいる隙が全く見つからず、無駄に一日が過ぎても大したことはない。焦らずとも時間は充分にある。 改めて部屋の中を見渡し、問題がないか確認していると、不意に玄関チャイムの音が聞こえた。 腕時計を覗くと午後十三時五十五分。あやせの来訪は十四時の筈だが、五分前行動でも心掛けているのかもしれない。 俺はジーンズのポケットから小瓶を取り出して中身を座布団やシーツの上に振り撒いてから、足早に階下へと向かった。 「あ、お兄さん、おはようございますっ。今日からしばらくお世話になりますっ」 玄関の扉を開けると、あやせは大きなボストンバッグを手に頭を下げてきた。クリーム色のワンピースと麦藁帽子がとてもよく似合っている。避暑地を訪れた令嬢のようだ。 「こちらこそ。でも桐乃の奴、急用とかで出掛けちまったんだよ。途中で加奈子ちゃんと落ち合って、なるべく早く戻ってくるとは言ってたんだけど……」 「えっ? そうなんですか? ちょっと待っていてくださいね」 あやせはそう言うと、慌ててバッグのサイドポケットから携帯電話を取り出した。 ボタンを操作しているところを見ると、桐乃たちからメールが届いていないか確認でもしているのだろう。 「う~ん、来てないかぁ。んと、じゃあ直接……あれ? 電源切れてる? じゃあっと……えっ? 加奈子も?」 あやせは不思議そうな顔をしているが、二人に携帯の電源を切らせたのは俺の指示だ。 連絡が取れ、あやせが瀬菜の所へ行くとでも言い出したら事前の準備が無意味になってしまう。 帰宅の指示については、同じく瀬菜の元にいる筈の麻奈実の携帯へ連絡を入れるつもりだ。 「身勝手な妹で本当にごめんな? 今度きつく叱っておくから。まあ、こんな所で話してんのも何だし、帰ってくるまで桐乃の部屋で待っていてもらえるかな?」 申し訳なさそうに俺が言うと、あやせは微笑んで首を横に振った。 「いえ、わたしこそ失礼しました。それじゃ、あの、お邪魔させて頂いてもいいですか?」 「もちろんだよ、さあ、入って」 そう告げてから、俺はあやせに見えないように口元を歪めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第103回 結果から言えば、あやせが自慰を始めたのは桐乃の部屋に案内してから一時間以上経ってからのことだった。 部屋に入った直後に臭いと下着には気付いたようだったが、頬を染めながらも素知らぬ顔をし、俺が自室に戻った後もしばらくは座布団に腰を下ろして持参した雑誌を読み耽っていた。 切なそうに乳房を撫でることも両脚を摺り合わせることもなく、淡々とした素振りでページを繰り、出してやった紅茶と菓子を口にしていただけだ。 何が転機となったのかは判らない。だが、目論見が外れたかと俺が意気消沈してトイレに行き、自室に帰ってきた時には、ベッドの上で俯せになり、腰を高く突き出して下着の上から秘所を撫で回していた。 『んっ……あ……ふぅ……く……んぁ……はぁ……はぅ……ふはぁ……あふっ……』 清純な印象があるだけに、甘く鼻を鳴らしながら切なそうに下半身をくねらせている姿には興奮を禁じ得ない。 ワンピースの裾は大きく捲れ上がり、純白の下着と臀部が丸見えだ。 カメラを切り替えて確認すると、鼻先には桐乃のショーツがあり、深く臭いを吸い込みながら指先で陰核を擽っている。 本音を言えばさっさと下着の中に手を入れ、乳房も局部も露出させて欲しいが、贅沢の言える立場ではない。 取り敢えずは本人の自主性に任せ、初々しい痴態の鑑賞といこう。 『すはぁ……んくぅ……あはぁ……んんっ……ふはぁ……ああっ……桐乃ぉ……はぅん……』 やがてモニター画面の中のあやせは尻を震わせ、少しずつ脚を拡げ始めた。すぐにでも後背位で置かせそうな姿勢だ。 そんな様子を見ている内に堪らなくなり、俺もまたジーンズとパンツを脱いで自慰を開始することにした。 勃起した陰茎を扱きながら、カメラを順に切り替えていく。目の前の身体を近い内に蹂躙出来ると思っただけで、亀頭の先が濡れてくる。 『んふぁ……桐乃ダメぇ……くはぅ……そんなところぉ……んあっ……嫌ぁ……』 ヘッドホンから聞こえてくる声によると、あやせは桐乃に襲われる場面でも妄想しているようだ。 否定的な言葉とは裏腹に指の動きを早め、程なくもう一方の手も股間に当てて下着の中に潜り込ませた。 仕草から察するに、膣口の辺りを直接刺激しているらしい。 『はくふぁ……こんなこといけないのにぃ……ふはぁん……わたしたち親友なのにぃ……んかはぁ……お願い止めて桐乃ぉ……あはふぅ……そこは舐めちゃダメぇ……』 その言葉に思わず俺は噴き出した。脳内で桐乃に秘所を舐めさせているようだが、当人がこのことを知ったら愕然とする筈だ。 いや、ブリジットの件といい、最近の桐乃は見境がなくなっている。もしかしたら喜んで奉仕してやるかもしれない。 どちらにしろ、あやせにそういう願望があるのならば話は簡単だ。桐乃を呼び戻して押し倒させ、頃合いを見て俺が出て行けばいい。 衣服を剥ぎ取った上で何度か果てさせるよう指示しておけば、抵抗も少なく面倒もないだろう。 『あくふぅ……お願い桐乃許してぇ……ふくはぁ……もうダメえっ……んはんんああっ!』 掲げた尻を繰り返し前後に小さく動かして、あやせは大きく声を上げた。次いで全身を弛緩させ、悩ましい息を吐いている。 絶頂の余韻に浸っていることは明白だ。俺は自慰を止め、下着とジーンズを身に着けた。 一人で射精してしまうより、ここは後々の為に体力を温存しておいた方がいい。 『んんっ……くふぁ……はぁん……しちゃったぁ……はぁ……ごめんね桐乃ぉ……はぁ……』 それなりに後ろめたさを感じているのか、あやせは小声でそう呟いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第104回 その約一時間後。モニターに映っている桐乃の部屋のベッドの上では、一方的な行為が展開されていた。 押し倒された直後は多少なりとも抵抗していたものの、既にあやせは全裸で仰向けにされ、快楽に身を任せ始めている。 薄紅梅の乳首も乳輪も、薄く細い陰毛も隠すことなく曝け出したままだ。 その大きく開かれた両脚の間では、裸で座り込んだ桐乃が執拗に秘所を責め上げている。 舌と指は陰唇や陰核だけでなく、時に乳首や口へと回され、その動きの激しさは愛撫と言うよりも蹂躙と呼ぶ方が相応しい。 『あはっ、あやせってばクリトリス、すっごい敏感じゃん。処女のくせにマンコ汁こんなに溢れさせて。あむっ……んれっ……ずずっ……んくっ……ふうっ、美味し』 『あくふぅ……そこダメ桐乃ぉ……んふはぁ……こんなことダメなのにぃ……』 『んふっ。またイっちゃいそうなんでしょ? あやせのマンコ、ヒクヒクしてるよ?』 『はんふぁ……そんな言葉使わないでぇ……かはふぅ……そんな言葉ダメぇ……』 被虐と加虐を併せ持つ桐乃はあやせの反応を存分に楽しんでいるようだ。まだ責めにも余裕があるらしく、時々カメラに向かって手を振ったりしている。 俺も早く混ざりたいが、あやせが達したのはまだ三回程だ。体力を奪い取る為にも、あと四、五回は果てさせておきたい。 『ダメとか言いながら乳首こんなに勃起させちゃって。ほ~ら、イかせてあげるからね? 今度はちゃんとオマンコイくって言いなよ?』 『んくひあっ……そんな激しくうっ………あひはあっ……そんなの言えない許してえっ……はふくあっ……桐乃もうダメまたおかしくなっちゃうっ……ひくふうっ……桐乃おおおおっ!』 『ん~、あたしの名前叫びながらイってくれるのは嬉しいんだけどぉ。言えなかったからぁ、オ・シ・オ・キ・しちゃうね? ほらほらほらっ、このままずっとイかせてあげるっ』 『あへはふあっ……もう許してえっ……はくふひいっ……身体が変になっちゃううううっ!』 あやせは局部を何度も上下に跳ね上げているが、桐乃は手を緩めるつもりはないらしい。 精神と肉体を追い込んでいくその手管は俺の好みに合致しており、流石は我が妹、と褒めてやりたくなる程だ。 尤も、血縁に関わらず、一番性交回数が多いだけに俺の嗜好を把握していても不思議ではないのだが……。 『♪ふんふんふふんふ~ん、言えるかなっ? 言えないっかな? どっちかなっ?』 『はふへひあっ……お願い少し休ませてえっ……かはひくあっ……ちゃんと言うからあっ……んくひふあっ……オマンコイくうっ……あひくふうっ……オマンコイってるのおおおおっ!』 『は~い、よく言えました。じゃあ、こっからはご褒美ね? ほらほらほらほらっ』 『あがひぐあっ……言っだのにいいっ……んぎはひいっ……ぢゃんど言っだのにいいっ……』 画面を切り替えて顔をズームアップしてみると、あやせは涙と涎と鼻水とを垂れ流して悶え泣いていた。 一見したところ不細工に見えるが、あの美少女にこんな白痴のような表情をさせているのだと思うと背徳感に背筋が震えてくる。 性交中であったなら即座に射精してしまいそうだ。 『ほらっ、もっとイきまくって。まだまだ終わりじゃないかんねっ?』 あやせに向けられた桐乃の言葉に俺は頷いた。そう、まだ終わりじゃない。これからが始まりだ。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第105回 あやせは完全に出来上がっていた。 裸のまま部屋に入っていった俺を見て怯えもせず、満足そうに蕩けた笑みを浮かべ、時折だらしなく拡げた脚を震わせている。 この分ならベッドの上に拘束する必要もないだろう。 俺は持参した淫具入りのバッグを床に置くと、あやせの上に覆い被さって陰茎を濡れた秘所へと押し当てた。 亀頭で慎重に処女膜の位置を確かめ、その手前まで一旦腰を引いておく。 「桐乃、薬」 「うんっ。ほら、あやせ。赤ちゃん出来ないようにお薬呑もうね? 今日は特別に口移しで呑ませてあげる」 桐乃はそう言うとあやせの唇を奪い、強引に避妊薬を嚥下させた。その後も舌を絡ませ、片乳首を摘み上げている。 あやせも拒むことなくそんな桐乃の行為を受け入れ、くぐもった喘ぎ声を上げながら腰をくねらせてきた。 「んぶもっ……もがごっ……んごくっ……ぶむおっ……あぼもっ……んぶろっ……」 「おごぼっ……ぷはぁ……ふふっ、あやせ、今から兄貴のチンポ奴隷にしてもらえるんだよ? よかったね」 「んはぁ……チ、ンポ? 奴隷? えっ? ええっ?」 予想外の言葉に反応したのか、あやせは瞬く間に瞳に光彩を取り戻し、俺を見上げて目を見開いた。 「なっ? なんでお兄さんがここにっ? って、なに? なんで裸なんですかっ?」 「そんな怖がんないの。兄貴のチンポ、すっごく気持ちいいから」 横から桐乃が宥めるような口調で言葉を掛けたが、あやせは顔を引き攣らせながら嫌々と首を横に振っている。 完全に素に戻ってしまったようだ。が、これはこれで面白い。 「桐乃、手を抑え込め」 「はいは~い。ほら、あやせ、大人しくして。後でまた、う~んとイかせてあげるから」 「嫌あっ! 桐乃離してえっ! まさか、そんなあっ! 嫌あっ、そんなの嫌ああっ!」 どうやら何をされるのかも理解したらしい。脅すなり説得するなりしてもいいのだが、ずっとお預けを喰らっていたせいで一物はもう爆発寸前だ。 体重を掛けて逃げられないように組み敷きながら、俺は即座に挿入を開始することにした。少しずつ腰を前に進め、処女膜を押し広げていく。 「ひぎいいいっ! 痛いいっ! 止めてえっ、止めてくださいいっ! 痛いのおっ! お兄さんも桐乃も止めてええっ! お願いですからあっ! こんなの嫌ああっ! 止めてええっ!」 「そんなのダメに決まってんじゃん。ほらほら、覚悟決めてチンポ楽しんじゃいなよ?」 「んぐひああっ! 嫌ああっ! もう止めてえっ! なんでこんなあっ! 誰かあっ! 誰か助けてええっ! ふぐひううっ! お願いだからもう止めてええっ!」 桐乃との行為に浸っていたとは言え、異性が混じってくることなど、増してや処女を奪われることなど想像もしていなかったのだろう。 あやせは何とか逃れようと藻掻いているが、何度も果てた身体に力が入る筈もない。 充分に濡れていた膣はやがて陰茎を根元まで取り入れ、破瓜の血を溢れさせてきた。 「おら、あやせ。全部マンコの中に入っちまったぞ?」 そう告げて俺が抽送を始めると、あやせは嗚咽を漏らしながら幾筋もの涙を流した。 「ひくあっ、うえっ、痛いのおっ、ぐすっ、すぐに抜いてえっ、ひぐっ、こんなの嫌ああっ」
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12)最終巻 book_bunko_img15.png 著者/伏見つかさイラスト/かんざきひろ 定価 662円 TVアニメ第2期製作決定! TVアニメ2期、絶賛放送中! “人生相談”から始まった兄妹の物語もついにフィナーレ! やれやれ……俺が長々と語ってきたこの物語にも、そろそろ終わりが見えてきたようだ。まあんなこと言っても、物語ってのはたいがいラスト付近が一番キツいもんで、俺の高校生活最後の数ヶ月は、そりゃもう大変なことになる。まさしくクライマックスってやつだ。そんなの、平穏を愛する俺の人生にはいらねーのにな。けど、まあ、やってみるさ。地に足つけない、嵐のような人生も、なってみりゃあ面白い。手ぇ抜くのはもったいないし――俺が始めた物語には、俺自身がケリを付けるべきだろう。 ……ここまで付き合ってくれて、ありがとうな。いや、マジでさ。あと少しだから、最後まで見届けてくれると嬉しい。エロゲーから始まった、俺と妹の物語を。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/676-680 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第092回 その後もコスプレ大会は順調に進行していった。可愛い女の子が次々に現れ、一芸を披露してはステージの後ろに消えていく。 それだけなら特に文句もないのだが、困ったのは会場の熱気が冷めず、嫌な臭いがどんどん濃密になっている点だ。 臭いの主を殴り倒して遠くへ引き摺って行きたいところだが、四方八方から臭ってくる為に誰がそうなのか判断がつかず、次第に俺は気持ち悪くなってきた。 隣の桐乃は平気なのか、それとも慣れてでもいるのか、片方の鼻の穴に捩ったティッシュを詰め込みながら出場者に歓声を送っている。 「萌え萌え――っ! 可愛い過ぎいっ! 今パンツ見えたあっ! 脱いで中身も見せてええっ! つーか見せろやあああっ!」 中年親父のような発言内容はピンク半纏集団よりも質が悪い。 兄として注意をしておくかと口を開き掛けた瞬間、ステージ上のくららが声を張り上げた。 「注目してくださぁい! 次はみんな、ちょっと驚くと思いまぁす! エントリーナンバー二十一番っ、現役女子中学生のメルルのコスプレで~す。では、かなかなちゃんどうぞ~っ♪」 「はあ~いっ♪」 甘ったるい声を返して現れたのは、ディープピンクのミニスカートに胸リボン付きのチューブトップ、ニーソックス姿のツインテール少女だった。 その他にも細々とした装飾品を身に着け、紺色のランドセルまで背負っている。 桐乃に勧められて何度か一緒にアニメを観賞したことがあるが、衣装も顔もメルルそのものだ。だが、その顔には見覚えがあった。 「……おい、あれ、加奈子じゃね?」 「可愛いいいいいいいっ! なにアレなにアレ? CG? CGなの? 質量のある立体映像をイリュージョンあたりが開発したの? レイプレイ万歳っ! 人工少女3万歳っ!」 またしても俺の問い掛けを無視し、桐乃はもう一方の鼻穴からも血を垂らし始めた。だが、興奮する気持ちも判らなくはない。 それ程までにステージ上のメルルは愛くるしく、例え加奈子本人だったとしても、見た目だけなら天使のようだ。 他の観衆たちも呆然として見惚れ、次いで会場に怒号が響き渡った。 「うおおおおおおおおっ! スゲええええええええええっ!」 「メルル最っ高ぉ――っ!」 「かなかなちゃん可愛いよおっ! ロリ可愛いよおっ!」 「メ、メメメっ、メルルがついに三次元に降臨なされたでござるうううううっ!」 そんな絶叫の中、突如スピーカーから音楽が流れ始めた。どうやら一芸としてオープニング曲を歌うらしい。 メルルはマイクを手の中でクルクルと器用に回しながら、イントロに合わせて軽やかにステップを踏み始めた。 その様子を見て、俺は矢張り加奈子当人であることを確信した。 何故なら媚びるように笑顔を振り撒いてはいるものの、その視線は冷ややかで、明らかに観客を小馬鹿にしている。 と言うか、汚物でも眺めているかのようだ。客の殆どはそのことに気付いていないようだが、こんな性悪が加奈子でない筈がない。 「♪めーるめるめるめるめるめるめ~、宇宙にきらめ~く流れ星から~」 予想以上に上手い歌を聴きながら、俺はその度胸に感嘆の吐息を漏らした。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第093回 予想通りと言っていいのかどうか微妙なところだが、コスプレ大会の優勝者は加奈子に決定した。審査員から得た点は百点満点だったそうだ。 二位は九十九点のブリジットで、二人は賞賛の声の嵐の中、ステージの上で固い握手を交わした。 それなりに感動的な場面ではあったものの、相手の健闘を讃えるような爽やかな笑顔を浮かべる加奈子を見て、俺は吹き出さずにはいられなかった。 大会終了後、すぐに桐乃の携帯に加奈子からメールが届いた。一緒に帰りたいので控え室まで来て欲しいとのことで、俺たちが来ていることに気付いていたらしい。 簡単に控え室に入れるとは思えなかったが、試しに近くの係員に知人であることを告げると、どこかと無線機で連絡を取った後、呆気なく部屋まで案内してくれた。 「お兄ちゃ~ん」 ドアを開けて控え室に入ると、コスプレ衣装のまま加奈子が抱き付いてきた。見ると、部屋にいるのはブリジットだけで、その他の出場者の姿は無い。 その理由を尋ねると、加奈子が返答する前にブリジットが怖ず怖ずと口を開いた。 「か、かなかなちゃんが、みんなに、じゃまだから出てけって、それでわたしだけに……」 「あァ? 加奈子はお前にも言ったんだよっ。早く出てけや、このくそガキがぁ。これからお兄ちゃんとイチャイチャすんだからよっ。先輩だからっていい気になってんじゃねえよっ」 「あう……」 項垂れるブリジットを見て、俺は加奈子に文句を言った。 「こんな小っちゃい子を虐めんな。可哀想じゃねえか。それにお前、今、生理中だろが」 「だってぇ、せっかくお兄ちゃんと会えたのにぃ。セックス以外ならいいんでしょお?」 「じゃあじゃあ、ブリジットちゃんはぁ、お姉ちゃんとイチャイチャしよっか? ブリジットちゃん相手ならぁ、お姉ちゃん禁断の道に走ってもいいよぉ。って言うか、あたしぃ、もう辛抱堪んないだけどぉ」 桐乃のその言葉と、両の鼻の穴にテッィシュを詰めてニタニタ笑う姿に怯えたのだろう。 ブリジットは涙目になって部屋の隅へと逃げて行き、震えながら背中を向けて膝を抱え込んだ。 「可愛いいっ! 小動物みたいっ! ねえ兄貴っ、これ、飼ってもいいっ? いいよねっ?」 「落ち着け」 俺はそう言って桐乃の額にデコピンを喰らわせた。 「ったぁ~っ。だって、すっごい可愛いじゃない、この子」 「桐乃ってば、ばっかじゃねぇの? 優勝したんだから加奈子のが可愛いっつーの。 つーか、鼻に詰めてんの何? どゆこと? 加奈子の魅力に気付いて鼻血でも出したん?」 俺は桐乃と加奈子を無視してブリジットに近寄ると、背後からそっと頭を撫でてやった。 「ごめんな。お兄ちゃんたち、すぐ部屋出てくから」 優しい口調でそう言ってやると、ブリジットは恐る恐る振り向いて俺を見上げてきた。 「……ううっ」 潤んだ瞳で縋り付くような視線を送ってくる姿は、確かに桐乃の言う通り愛玩動物として手元に置いておきたい程に可愛い。 それだけに現在の状況は不憫だ。俺はもう一度だけブロンドの髪を撫でると、桐乃と加奈子に向かって言葉を掛けた。 「帰るぞ。加奈子、荷物があるなら持ってやる。桐乃は鼻血が止まってんなら、ティッシュ抜いとけ」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第094回 帰り掛けに話を聞くと、つい先日加奈子は所属事務所が決まり、ブリジットはそこの先輩に当たるらしい。 それ故に加奈子に文句を言われても帰らなかったのかもしれない。 コスプレ大会に出たのも事務所の指示で、まだCDデビュー等の話はないが、当面はコンテストや催事に参加し、ある程度名前が売れた時点で今後の方針を決める予定になっているとのことだった。 目出度い話だが、先々忙しくなって会えなくなるのは困る。俺がそう言うと加奈子は嬉しそうに笑い、それなら何時辞めてもいい、と言ってくれた。 そういうことも考えて、規模は小さいが後々揉めたりしないような事務所を選んだのだと言う。正直、加奈子に知性を感じたことは皆無だが、それなりに強かではあるようだ。 結局その後は加奈子を連れて自宅に帰り、優勝祝いに料理を振る舞ってやることにした。好物なら既に知り尽くしている。 食事の途中、加奈子から今回の優勝トロフィーである『EXメルル・スペシャルフィギュア』を手渡され、桐乃は小躍りして喜んだ。 「いいのか? 記念の品だろうに」 「だって加奈子、アニメに興味ないもん。だから桐乃、今晩お兄ちゃん貸してくんね?」 「うんうんっ、好きに使ってっ。ああっ、こんなプレミアもんのフィギュアが手に入るなんてえっ。あたしこの原型師の大ファンなのおっ」 「……おい、お前ら。って言うか、加奈子、泊まってくのかよ?」 「お願い、お兄ちゃん。加奈子、セックス抜きでも我慢するから。一緒に寝よ?」 「じゃあ、あたしはこのフィギュアと寝よっと。んはぁ、萌え~っ」 真顔の加奈子と蕩けた笑みを浮かべる桐乃を見て、俺は渋々と頷いた。二人が満足するのなら今回だけは大目に見てもいい。 加奈子相手に添い寝だけで済むとは思えないが、二、三度精液を飲ませてやれば納得して眠りに就いてくれるだろう。 「わ~い、お兄ちゃん大好き。でも、一緒にお風呂はダメなんだよね?」 「生理中はな。でも、明日には終わんだろ? そしたらまた入ってやるから」 「うんっ。それに明後日からは夏休みだし、ずっと一緒にいられるね?」 「ダメだよ、加奈子。今回はあやせ優先なんだから」 「ちっ、しゃーねーか。ま、加奈子もあの清楚振ったブスがヒイヒイ喘ぐとこ見てえし」 加奈子の辛辣な発言に俺は眉を潜めた。 「おい、加奈子? お前ら親友なんだろ? 本当は仲悪いのかよ?」 「だって、あの女ぁ、最近加奈子のこと無視して桐乃とばっか喋ってんだも~ん。それも目をギラギラさせてだよ? 態度見てるとレズっぽいし、気味悪~い」 「……うん、確かに。近頃なんか急に胸とかお尻とか触ってきたりすんだよね。兄貴に言われたようにこっちからも触ってはいるんだけど、全然嫌がらなくなったし」 二人の申告を聞いて俺は腕を組んだ。桐乃たちから性的な会話やスキンシップを受けている内に、変な方向に目覚めてしまったのかも知れない。 だとすれば、堕とし方に一工夫必要だろう。処女膜を桐乃に譲る気はないが、裸で同席させておけば勝手に興奮してくれるかもしれない。 「使えそうだな、その話」 俺はそう言って桐乃と加奈子に笑い掛けた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第095回 食事を終えて全員が入浴を済ませた後、俺は加奈子を自室へと招いた。 生理用ショーツ一枚の姿でベッドの上へと座らせ、自慰をしながら腋の下に亀頭を擦り付けてやると、加奈子は頭の後ろで両手を組んだまま切なそうに身を捩ってきた。 「ふはぁ……くすぐったいよぉ……はぅん……加奈子ぉ、臭汁塗れになっちゃうぅ……」 「臭い付けは嫌いか?」 「んふぁ……大好きぃ……くはぅ……お兄ちゃんにされるのなら何でも好きぃ……」 そう言って加奈子は先走り汁に濡れた自分の脇へと顔を近付け、うっとりとした顔で臭いを嗅ぎ始めた。 小さな薄紅色の乳首を徐々に尖らせながら、両脚を切なそうに何度も擦り合わせている。 ステージでの姿が愛らしかったので髪はツインテールにさせたままだ。俺は特にメルルのファンではないが、こうしていると本当にアニメキャラに悪戯をしているような気分になる。 目新しい刺激に一物は猛り、そろそろ一度目の限界が近い。 「もう少しで出すからな? どこに掛けて欲しい?」 「くぅん……お口の中ぁ……あふぁ……そのままお掃除もするぅ……」 中腰で陰茎を扱く俺を見上げ、加奈子は大きく口を開けてきた。一物を差し入れてやると夢中になって舌を這わせてくる。 本来は淫靡な光景だが、加奈子が相手だと妙に可愛く見える。 「んぼっ……れおっ……ぶもっ……んぐっ……ろれっ……あもっ……んむっ……おぼっ……」 「出すぞ? ほらっ」 「おぶもごぶっ……おぼむおっ……んごくっ……ぼもおごっ……んごくっ……ごくっ……」 繰り返し大きく喉を鳴らしながら、加奈子は放出する度に口中の精液を飲み下していった。 当初は多少顔を歪めていたものだが、近頃は恍惚感に満ちた表情をするようになっている。 喉に粘液が引っ掛かることもあるだろうに、咽せたり吐き出したりすることはなく、行為が終わってからも文句の一つさえ言ってこない。 他人に対する平素の口調や態度からは想像も付かないほどの献身振りだ。 「もがぼっ……んごくっ……ごくっ……ぷはあっ……はい、お兄ちゃん、あ~ん」 精液を全て嚥下したことを証明しようと、加奈子は指示も受けずに再び口を開いた。 俺が頷くと満足気に頷き返し、改めて陰茎を咥えて丁寧に舌で掃除をしていく。 そんな素振りを見ている内に、俺は加奈子にも愛していると言ってやりたくなった。 まさか桐乃のように尿を漏らすことはないだろうが、別にベッドの上を濡らされても構わない。 奉仕の礼の意味も含め、少しでも喜ばせてやりたい。俺はそっと加奈子の頬を撫で、小さな声で囁いた。 「ありがとな、加奈子。愛してる」 加奈子は一瞬だけ口中の動きを止めて目を見開き、次いで再度舌を使いながらポロポロと涙を流し始めた。 顔付きから嬉し涙だということは判ったが、奉仕を終わらせようと俺が腰を引いても身を乗り出し、陰茎を渡そうとはしない。 「んれっ……ふぐっ……うぶっ……すんっ……おぶっ……ぐひっ……ぶむっ……」 「加奈子?」 俺の呼び掛けに加奈子は身体をビクンと震わせ、瞳から大粒の涙を零した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第096回 十数分後。泣き止むと同時に陰茎を解放してくれた加奈子に尋ねると、奉仕継続の理由は単純なことだった。 途中で止めたら大泣きしてしまいそうだったとのことだ。つまり、嗚咽を防ぐ物理的手段として一物を咥え続けていたらしい。 言葉一つでそこまで感激してくれたことは素直に嬉しいが、矢張り阿呆だ、阿呆の子だ。 「別に俺の前で泣いたっていいじゃねえか。前にも泣き顔見たことあんだし。それよりだな、自分の口塞ぐのに人のチンポ使うな」 「だってお兄ちゃん、急に言うから……。どうしていいか判んなくなっちゃったんだもん」 加奈子はそう言って照れ臭そうに顔を伏せた。多少は自分の行いを恥じているようだ。 「まあ、突然言ったのは悪かったけどな。でもよ、予告して言うもんじゃねえだろ?」 「……うん。でも、ほんと? 加奈子のこと愛してる?」 顔を上げて真剣な表情で目を覗き込んできた加奈子に向かい、俺は穏やかに微笑んだ。 「ったりめぇだろ?」 「えへっ、嬉しいっ。加奈子ね、男の人に愛してるって言われたの初めてだよっ」 安堵したように笑う加奈子を見て、俺はふと疑問を抱いた。 「……父親は? 一度くらい言われたことあんだろ?」 そう尋ねると、加奈子の笑顔に陰が差した。下唇を噛んで再び俯き、小さく肩を震わせている。 俺が自分の失言に困惑していると、やがて加奈子は静かに言葉を紡いできた。 「……一度も言われたことない。ウチのジジイもババアも、加奈子のこと嫌いみたい。 加奈子も両方大嫌いだから別にいいけど……。あんな喧嘩ばっかりしてるバカ親なんか……」 どうやら加奈子の性格の歪みの原因は両親にあるようだ。アイドルを目指しているというのも、親に自分の価値を認めさせたいからなのかもしれない。 何とかしてやりたいが、大本が夫婦の不仲ならば手に余る。俺は加奈子に近付き、身体を優しく抱きしめてやった。今は他に術がない。 「え? お兄ちゃん?」 「なら、俺がこの先、何度でも言ってやる。耳にタコができるくらいにな」 「……お兄ちゃん」 「加奈子、愛してるぞ」 「……お兄ちゃん、大好き。加奈子もお兄ちゃんのこと、すっごく愛してる」 俺の背に手を回し、加奈子はそっと抱き付いてきた。そこにいるのを確かめるように、何度も背中を擦りながら顔に頬を押し付けてくる。 俺は腕に力を込め、そんな加奈子を強く抱き竦めた。 口が悪かろうと、根性が曲がっていようと、知性が足りなかろうと、寂しい思いをしているのならその分を俺が埋めてやる。そんな決意の表れだ。 「加奈子、愛してる」 もう一度囁くと、加奈子は大声で泣き出した。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/630-634 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第074回 反応を確かめつつ陰核を重点的に責め、ゆっくりと時間を掛けて腰を動かしていると、瀬菜は次第に性交に慣れて悩ましい表情を浮かべるようになった。 当然、合間にはいくつもの淫語を教え込み、一つ覚える度に口付けや乳首への愛撫など報酬も与えてやっている。 その甲斐あってか、それとも腐女子ということで元からの素養があるのか、瀬菜は伝授された言葉を瞬く間に我が物とし、自ら考えて発してくる。 約一週間前のレンタルルームでの時とは別人のようだ。 「ふくひあっ……ふぇんぱいのおひんひん暴れへまふうっ……かふはあっ……あらひのオムァンコをジュボジュボってへえっ……あくひいっ……なんれこんなにひ持ちいいのほおっ……」 「んだよ? クリトリスはどした? もう気持ちよくねえのか?」 「んくはあっ……クリトリフもひ持ちいひでふうっ……はうひあっ……おひんひんがこんなに凄ひなんれえっ……ふうひあっ……クリトリフもオムァンコもどっひもひ持ちいひいっ……」 どうやら膣肉を擦られる快感に目覚めてきたらしい。一時は引っ掛かるような抵抗を感じていたのだが、再び漏れ出してきた愛液のおかげで膣内の抽送も滑らかになりつつある。 とは言え、その締まり具合は相変わらずきつく、あまり腰の動きを早めると俺が先に果ててしまいそうだ。何とか先に恍惚の頂点へと導いてやりたい。 自然とそう思える程、臆することなく淫悦に身悶えし続ける瀬菜は可愛い。 「もっともっと気持ちよくしてやるからな?」 少しだけ考えてから俺はそう囁き、空いている手を瀬菜の尻へと回した。菊門に指を当てて擽り始めるのと同時に、陰核を撫でる指と腰の動きを容赦のないものに変えてやる。 どちらが先に達するか我慢競べとなるが、それもまた面白い。 「はひくふあっ……しょこは違いまふうっ……んくひはあっ……おひりは嫌れふうっ……」 「でも瀬菜ちゃんの描いたイラストじゃ、ここにチンポ入れてたじゃねえか? 取り敢えずは指だけど、どんな感じか作品を作る時の参考にしてくれ」 そう言って俺は瀬菜の尻穴に中指を第一関節まで呑み込ませた。指先で軽く腸壁を撫でてやると、瀬菜は俺に強く抱き付きながら明らかに歓喜の声を上げた。 「あひはへえっ……指がおひりの穴にひいっ……ひうくはあっ……あらひ初めてらのに虐められへるふうっ……かひくふあっ……ふぇんぱいにおひりまれ犯はれてるふうっ……」 拒む言葉の一つも出てこないことに若干驚きながら、俺は瀬菜への認識を改めた。どうも被虐的な資質がないと思ったのは勘違いだったらしい。 輪姦のイラストなどを自ら描いていたのは、単に趣味だけではなく、自らもそうされたいという願望を持っているからこそなのかもしれない。 もしもそんな願いを持っているのなら、いずれは桐乃と加奈子、場合によっては麻奈実にもペニスバンドを付け、俺も含めて四人で嬲ってやってもいい。 「んひはふあっ……ふぇんぱいもうダメれふうっ……かふへひあっ……あらひもう限界れふうっ……あへひくあっ……初めてらのにヒっちゃいまふうっ……」 瀬菜はそう言いながら総身を震わせ始めた。反応を見るに尻穴が一番の弱点のようだが、その様子を楽しんでいる余裕はない。俺も間もなく臨界点突破だ。 「いいぞ、イっても。このまま俺も出すからな?」 「かひくはあっ……ふぇんぱい早くふうっ……ふひかへあっ……あらひヒっちゃふうっ……」 瀬菜は俺の射精に合わせて絶頂を迎えるつもりのようだ。その気持ちに感じ入りながら、俺は一層深く腰を前に突き出し、亀頭を子宮口へと押し当てた。 「ちゃんと子宮で受け止めろよ? おらっ」 そう告げて膣内に精液を撒き散らすと、瀬菜はしがみ付いた腕に力を込め、腰だけを前後に跳ね上げて俺の中指を自ら腸内深くへと取り込んだ。 「んくはふひあっ……オムァンコがヒくうううううっ! おひりまれヒってるふうううっ!」 初体験で尻穴まで弄るのは可哀想だったろうかと思いつつ、俺はそのまま腸壁を擦り続け、その間延々と瀬菜は快楽の境地へと昇り詰め、後にぐったりとして動かなくなった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第075回 回復を待って風呂場に連れて行こうとすると、瀬菜は一瞬平素の態度に戻ってから極端な程に恥ずかしがった。ベッドの上で薄手の毛布に身を隠し、片乳首さえ見せようとはしない。 あまりの豹変振りに驚きはしたものの、掴めない性格であることは充分に理解している。俺は裸のまま瀬菜の正面に座り、その身体を毛布ごと優しく抱き寄せた。 「瀬菜ちゃん、どうしたんだよ? なんで急に毛布なんか……」 そう尋ねると、瀬菜は俺を抱き返しながらも、真っ赤になって俯いた。 「だって、その、あたし、夢中になっちゃって……。ううっ、あんなこと言ったり……」 「あんなことって何だ? おちんちんか? マンコか?」 「もう先輩っ! デリカシーなさ過ぎですっ!」 意地悪く問い掛けると、瀬菜は顔を上げて睨み付けてきた。肌を重ねた今となってはそんな態度も愛らしい。俺は素早くその唇を奪い、口を離した後で宥めるように囁いた。 「でも可愛かったぞ? チンポ突っ込まれてアヘアヘ喘ぐ瀬菜ちゃん」 「アっ、アヘアヘなんて言ってませんっ! せっ、先輩こそ、き、気持ちよさそうな顔して出してたじゃないですかっ!」 「だってなあ、本当に気持ちよかったし。瀬菜ちゃんは気持ちよくなかったのか?」 その言葉に瀬菜は再び顔を垂れ、少しだけ間を置いてから小声で答えてきた。 「……きっ、気持ちよかったです」 俺はその返答に笑いなから枕元の眼鏡へと手を伸ばし、瀬菜の顔にそっと掛けてやった。 瀬菜は何度か瞬きした後、真面目な顔で俺の目を見つめてきた。 「……本当に、ありがとうございます」 「眼鏡ぐらいで大袈裟だろ」 「そうじゃなくて、その、先輩がいてくれなかったら……。あたし――」 言葉を詰まらせて真摯な眼差しを送ってくる瀬菜を前に、俺は僅かに気後れした。 その一途な素振りは真剣に惚れてしまいそうな程だが、心情の背景には精神的に追い詰められたが故の逃避も含まれている。 そう仕向けたのは俺だが、そのことを語る訳にはいかない。かと言ってこんな物言いをされたのでは罪悪感に苛まれてしまいそうだ。 どうするべきか無言で考えていると、瀬菜は俺の頬に自分の頬を擦り付けながら小さな声で呟いた。 「――先輩のおかげで、お尻のことがよく判りました」 「そっちかよっ!」 叫んだ後に俺は手のひらを自分の額へと当てた。熱が出そうだ。 「でも、ほんとに感謝してるんですよ? 指一本であんな感じなら、やっぱり今後は長さより太さに重点を置いて描くべきかなって。でも、あんまり太いと見た目にも痛そうだし……」 俺は苦笑しながら空いた手を瀬菜の額へと押し付けた。この変人も熱はないようだ。 「えっ? どうしたんですか? 先輩、おでこフェチなんですか?」 瀬菜の真顔での質問に、俺は呆れて深く息を吐いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第076回 その後、粘り強く説得を続けると、瀬菜は渋々とではあったが一緒に風呂に入ることを了解してくれた。 洗い場で各々自身の身体にこびり付いた破瓜の血や体液を洗い流し、共に浴槽に入ると瀬菜は僅かに顔をしかめた。湯が秘所に染みたらしい。 俺は早々に入浴を切り上げようとしたが、当の瀬菜は折角入ったのだから我慢すると言ってきた。 俺はそれを受け入れてバスタブの中に座り直し、瀬菜を背中から膝の上に抱え込んだ。ついでに両手で乳房を下から揉み上げてやると、瀬菜は拒むことなく息を弾ませ、俺の胸に背を押し付けてきた。 「ふはぁ……先輩の触り方エッチですぅ……くふぁ……そんな先っぽばっかりぃ……」 先刻までの恥じらう素振りは消え、瀬菜は媚びるような口調になっている。どこかに平常と肉悦の切り替えスイッチがあるらしいが、在処については皆目見当も付かない。 直接本人に尋ねてみようかとも思ったが、それも無粋な気がする。ここは詮索などせず、どんな反応を返してくるか判らない点を大いに楽しむべきだろう。 「なら、こっちな」 俺はそう言って片手を乳房から離し、股間に当てて陰核を撫でてやった。時折顔を歪めているところを見ると、まだ膣内は痛むらしいが、そこ以外なら平気だろうと思ったからだ。 案の定、瀬菜は肩と首を竦めて身震いし、官能的な吐息を漏らし始めた。 「うふはぁ……またそんなとこぉ……くはふぅ……でも先輩の指気持ちいいぃ……」 「だったらもっと触るから、大きく脚開いて。そう、いい子だぞ」 「あくふぅ……こんなことばっかりされてたらぁ……んくはぁ……先輩から離れなれなくなっちゃいますぅ……ふはぁん……家になんか帰りたくなくなっちゃうぅ……」 愛撫を続けながら、俺は瀬菜の言葉に少しばかり考え込んだ。こうしていられるのは長くても明日までだ。その後は赤城のいる家へ帰さなくてはならない。 だが、仮に麻奈実に手コキまで許したとして、瀬菜を赤城の欲望の対象から外すことは本当に可能だろうか? 逆に煽ってしまったりはしないか? 念の為に瀬菜の口から赤城が襲ってきたことを両親に告げさせ、親に行動を監視させるべきか? その場合、俺が瀬菜と会えなくなる可能性はないか? 一番都合がいいのは瀬菜をこの家に住まわせることだが……。 「……なあ、瀬菜ちゃん?」 「はくふぁ……何ですかぁ……んふはぁ……出来れば呼び捨てにして欲しいですぅ……」 「じゃあ、瀬菜。お前、近くに親戚とかいるか?」 「あくはぁ……何ですか急にぃ……うくふぁ……特にいないですよぉ……」 そうだろうな、と思いつつも俺は微かに落胆した。近くに親類宅でもあればそこに瀬菜を住まわせようと思ったのだが、そうそう上手くはいかないようだ。 しかし、どうにかして瀬菜と赤城を切り離しておきたい。他の手段を考えていると、瀬菜が喘ぎながら言葉を掛けてきた。 「んふあぁ……去年までならぁ……くふぅん……この近所に祖母が住んでましたけどぉ……」 思わず俺が手の動きを止めると、瀬菜は怪訝そうな顔で振り向いてきた。 「んはぁ……どうしたんですかぁ? はふぅ……止めちゃうんですかぁ?」 「ちょっと休憩な。その話、詳しく聞かせてくれ」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第077回 詳細を問い質すと、瀬菜の父方の祖母は去年から特別養護老人ホームへと入っており、それまでの住居は現在空き家となっているとのことだった。 三年前に亡くなった祖父が退職してから建てた家とのことで、築年数も然程は経過していないらしい。 既に各種の権利は瀬菜の父に移っており、赤城か瀬菜が結婚でもしたらそこに住まわせる予定なのか、それとも財テクの一環なのか、売却の手続きなどはしていないと言う。 更に都合のいいことには、祖母の荷物は殆ど残っておらず、定期的に瀬菜が母親と共に掃除に訪れている甲斐あって、止めてある水道や電気、ガス等を通せば、すぐにでも住むことが可能とのことだ。 そこまで聞いて俺は内心薄く笑った。前言撤回。世の中は割と上手く出来ている。 瀬菜は常日頃から自宅の鍵と一緒にその家の鍵も持ち歩いているとのことで、早速明日にでも下見に行っておくべきか。 しかし、赤城の実妹強姦未遂を伝えたとして、果たして瀬菜の両親が女子中学生の一人暮しを認めるだろうか? 瀬菜と赤城の切り離しについては諦め、取り敢えず親に監視だけさせておき、件の家は性交可能な場所としてこっそりと使用するに留めておく方がいいような気もする。 仮に各種の調教用の道具を置いたとしても、今後は一人で掃除をするとでも瀬菜に言わせれば、母親が訪れてくることもないだろう。 だが、電気等のライフラインを通さなければ色々と不便も生じる。 一頻り思い悩んでいると、瀬菜はバスタブの中で姿勢を変えて俺に正面から抱き付き、じっと目を覗き込んできた。 「さっきからどうしたんです、先輩? もしかして、あたしをお婆ちゃんの家に住まわせたいとか考えてます? その方が嬉しいですか?」 「そりゃ当たり前だろ? その方が会い易いし。でもな、瀬菜の親が――」 「判りました。あたし、お婆ちゃんの家に住みます」 瀬菜は何でもないことのように言い、俺は目を丸くした。 「ちょっと待て。中学生の一人暮しなんて、普通の親なら許さねえだろ?」 「……私もここに来る途中で考えてたんです。あんな兄と同じ家に住むのなんか嫌ですから。先輩がそうして欲しいなら、どうにかします」 「それって、赤城のことを親にバラすってことか?」 「いえ、父はあたしには甘いですから、そのことを言わなくても多分大丈夫だと思います。受験生だし、一人で勉強に集中したいとでも言えば……」 あまりにも自信あり気に言ってきたので思わず頷きそうになったが、その理屈は変だ。 受験生ならば尚のこと、一人暮らしの雑事、例えば炊事や洗濯などに時間を費やしている場合ではないだろう。 そのことを問うと、瀬菜は淡々と言葉を返してきた。 「あたし、そこそこ成績優秀ですから。総合テストで学年二位ですし。料理もそんなに苦手じゃないですし、洗濯物は一週間に一度自宅に持って帰れば済みます。 だから先輩、時々は泊まりに来てくださいね? あ、私が泊まりに来てもいいですよ?」 「……親父さんが甘いって言うけど、それだけに瀬菜を手放さないんじゃないか? それに、そんだけ成績優秀なら一人で勉強に集中ってのも変だろ?」 俺がそう言うと、瀬菜は首を傾げて黙り込んだ。何か考えている素振りだ。 一体どんな結論に至るのかと様子を見守っていると、程なく瀬菜は少しだけ目を伏せて俯き、独り言のようにポツリと呟いた。 「……その時は、父に兄のことを言います」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第078回 好都合過ぎるというのも気味が悪いが、当初は内緒にしておくと言っていた赤城の件を告げてまで近所に越してきたいのなら、これ以上俺が口を挟むこともないだろう。 だが、そう思うに至った分の褒美はきっちりと与えてやるべきだ。 俺は瀬菜を連れて風呂から上がると、共に裸のまま自室へと戻り、ベッドの上で改めてその身を正面から膝の上に抱え込んだ。 勃起した陰茎を下腹部に押し付けながら何度も口付けを交わし、瀬菜の表情が緩んできたところで優しく尋ねてみる。 「瀬菜はどうして欲しい?」 この状況下でこんな問い掛けをされたら、普通はまだ膣内が痛むとしても耐える決意をし、性交をねだってくるだろう。 そう思っての質問だったのだが、瀬菜は恥ずかしそうに身を捩りながら予想外のことを言い出した。 「せっ、先輩の、オっ、オナニーが見たいですっ」 正直、この発言に俺は口中の息を噴いた。どうも瀬菜に対しては目論見も判断も覆される傾向にあるらしい。 出会いの時からそうだったことを考えると、運命と言っても差し支えないのではないかとさえ思えてくる。 当人も意識して俺の思惑を外そうとしているのではないのだろうが、それ故に事前の対処は不可能だ。 「……あのなぁ? もうちょっと他に何かねえのかよ?」 俺がそう言っている最中にも関わらず瀬菜は早々と膝から折り、少し離れた場所に横座りになると、鼻息を荒くして胡座を掻いている俺の股間を注視し始めた。 「どっ、どうぞっ、始めてくださいっ」 瀬菜はそう告げてから大きな音を立てて生唾を飲み込んだ。完全に期待している目だ。 止むを得ずに俺が自ら陰茎を扱き始めると、露出した乳房の先も隠さずに徐々に身を乗り出してもきた。 とても先刻まで処女だったとは思えない態度だが、瀬菜に関してはこれが当たり前なのだと割り切るしかないのかもしれない。 「んはぁ、そのくらいの速度から始めるんですかぁ、くふぅ、そうすると二十一回擦った後にカウパー液が出てくるんですねぇ、あふぁ、袋の方とかって弄らないもんなんですかぁ?」 瀬菜は目の前の自慰に興味津々で息を荒げているが、俺は実験動物になった気分だ。幾ら何でもカミングアウトし過ぎだろう。 「瀬菜、もっと近くに来い。オカズになれ」 そう言うと瀬菜は俺の左隣に座り直し、瞳を輝かせながら寄り添ってきた。俺の二の腕に乳房を押し付け、真上から一物を見下ろしている。 俺は瀬菜の正面へと身体の向きを変え、左手を伸ばして乳房を少し強めに揉み上げてやった。 「はぁん、あたし今ぁ、んふぁ、先輩のオナペットになってるんですねぇ?」 気持ちよさそうに上半身をくねらせながら、瀬菜はうっとりとした表情で目を細めた。それでいて陰茎からは一時も目を離すことがない。 観察への熱の入れように俺は失笑したが、瀬菜の乳首が大きく膨らんでくるに連れ、たまにはこんな倒錯的な行為もいいかと思い始めた。 何しろスタイル抜群の女子中学生の裸を素材に自慰に耽り、堪えきれなくなったならば強引に犯しても恐らく文句は言ってこない。 更に相手は俺以上の変態であり、育て方によってはどんなプレイも実行可能だ。 そう考えると頭の中から現状の行為に対する馬鹿馬鹿しさが消え、瀬菜への愛情が募っていく。併せて一物も昂ぶり続け、程なく射精限界がやってきた。 「瀬菜、もう出る。どこに出せばいいんだ?」 「えっ? じゃあ、こっ、ここにっ」 瀬菜は慌てて両手を重ね合わせ、水を掬うような形にして陰茎の前へ差し出してきた。 「零すなよ? くっ」 「くふはぁ、先輩の精液ぃ、んふうぁ、掛けられちゃってますぅ」 俺が両の手のひらに体液を放つと瀬菜はブルブルっと身体を震わせ、射精が終わると同時に嬉しそうに微笑みながら手を鼻先に近付けて臭いを嗅ぎ始めた。 「ふんふんっ……、あふはぁ、生臭ぁい」 瀬菜はそう言って顔をしかめたが、果敢にも舌先で少量の精子を掬い上げて口に含み、味見まで始めた。 「んくっ……、うぶっ、苦ぁい」 俺は僅かな余韻に浸ることも忘れて瀬菜が不愉快そうに舌を出す様を眺め、もしかしたらこの真性には調教など不要なんじゃないだろうか、と物悲しい気分に陥った。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/24-28 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第059回 性交をしないで四日目、木曜日ともなると桐乃は朝から不機嫌だった。ちょっとしたことで睨む、怒鳴る、物を叩きつけると言った具合で、以前の態度そのものだ。何かストレス発散の方法でも考えてやろうと思い、俺は麻奈実を金曜の夜から日曜日の朝まで桐乃の部屋に泊めることにした。幸い麻奈実の家族には信頼されているので無理な話ではない。 二人は初対面ではないが、ほとんど話したことはなく、いずれ並べて楽しむためにも親睦を深めさせ、桐乃には麻奈実相手に愚痴でも言わせて鬱憤晴らしをさせてやるつもりだった。桐乃が一方的に麻奈実を嫌っていることは知っていたが、説得すればいい。そう思って話したところ、桐乃は不貞腐れながらも俺の案を了承した。ついでに麻奈実とも肉体関係があることを話し、今後も関係を続けることを認めさせておいた。麻奈実も桐乃とは仲良くしたいとの事で、二つ返事で家の了解を取ってきた。 金曜日の夜には三人で食事をし、個別に風呂に入って就寝となった。二人は多少ぎこちないものの、それほど険悪な雰囲気でもなく、俺は桐乃と麻奈実との3P時に何をするかを考えながら、自室で安らかな眠りに就いた。 そして土曜日の朝。料理上手な麻奈実に朝食でも作ってもらおうと、桐乃の部屋のドアを開けた途端、俺は異様な光景に出くわした。 「いい気になって泊まりにくるなんて、バッカじゃないの? 聞いてんの? ねえッ!」 「おらおらおらおらっ、もっとケツ振れ、この雌ブターっ! お兄ちゃんに色目使いやがって、調子に乗ってんじゃねえぞっ、判ってんかっ、こらァ!」 「んぎびあぁ……ごめんなざいぃ……あぎびぐあぁ……ごめんなざいぃ……」 いつの間にか加奈子が来ていて、ベッドの上で桐乃と共に裸の麻奈実を嬲っていた。桐乃はショーツ一枚の姿でペニスバンドを着け、四つん這いになった麻奈実の菊門を後ろから責め、加奈子は全裸で同じくペニスバンドをつけてベッドに仰向けになり、麻奈実の膣を突き上げている。見ると、麻奈実の両手首には縄が結ばれており、ベッドの支柱へと繋がれていた。縄と二つのペニスバンドは、先々のあやせ攻略用にと予め二人に渡しておいたものだ。 「……おい」 「あれ、来てたんだ? 朝ご飯? もちょっと待ってて」 「あっ、お兄ちゃん、おっはよ~ん。一緒に遊ぼ」 「はぎゃあぎあっ……だじげでぇ……ひぐがばああっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……」 三者三様の答えが返ってくる。桐乃と加奈子は淡々としているが、麻奈実は泣き顔で息も絶え絶えだ。とは言え、試しに近寄って覗き込んでみると、両乳首は目玉クリップで挟み潰されていて勃起状態は不明だが、陰核は包皮から突き出して大きく勃起し、淫裂からは愛液をダラダラと垂れ流している。 「桐乃、加奈子、何やってんだよ」 「だってさぁ、ねえ、加奈子」 「そうそう、この雌ブタ生意気なんだも~ん。こんな身体しやがって、加奈子に対する嫌味かッ! おらッ! このぶよぶよとデカ尻は嫌味なのかよッ! 謝れッ!」 「んぎひゃあげはぁ……ごめんなざいぃ……あひあひぃへあっ……ごめんなざいぃ……」 まあ、相性はいいのかも知れない。意地悪そうに笑う加奈子はともかく、桐乃はすっきりとした顔をしているし、苦悶に顔を歪めている麻奈実も快感を得てはいるようだ。いつかは調教を桐乃と加奈子に任せるつもりでいたし、麻奈実に実妹との関係を説明して納得させる手間も省けたし、別にいいか。 「じゃあ、加奈子の分も朝飯作っとくから。程々にな」 「えっ? ご飯作ってくれんの? あたしの当番の日なのに? 混ざんないの?」 「お兄ちゃ~ん、加奈子としようよぉ。今日は泊まれるよぉ」 「ぎびあがあっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……んごぐげはあっ……だじげでえぇ……」 「何が、た・す・け・て、だっつーの。こんなにオマンコ汁漏らしちゃってさ。ほらッ!」 「おらおら、何回イったか言ってみろや、あァ? おらっ、言えッ!」 「あぎあぐがはぁ……じうなながいでずううっ……んごはぎああっ……じうなながいいいぎまじだああっ……うがぎびあがああっ……もぶ許じでぐだざいいいいいっ……」 「飯の準備して喰ったら、用があっから出かける。夕方には戻ってきて混ざるから、それまでは好きにしろ。それと、クリップがまだあんならクリトリスにも付けて潰しとけ。但し、麻奈実を完全に壊すなよ?」 そう言って部屋を出てドアを閉め、俺は朝食を作る為に階下へと向かった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-1 「やっぱり先輩は攻めが似合うと思うんですよね。受けは、あたしのクラスの男子です。ほら、ここ。こんな感じで男子を順番に犯していく先輩、激萌えです」 先日のレンタルルームの中、瀬菜は嬉々とした様子で頼んでもいないイラストの解説をし始めた。昨晩、珍しく携帯に電話があり、暇ならば見て欲しいものがあると言ってきた時には何事かと思ったが、どうやら俺の手にしている数枚のケント紙を見せたかったらしい。そこには男同士が裸で絡み合う、俺としては吐き気を催しそうなイラストが描かれている。が、それは何とか我慢してもいい。我慢できないのはモデルが俺だということだ。当然、裸どころか想像上の陰茎まで描かれている。まさか瀬菜にこんなセクハラを受けるとは思っていなかったので、俺は一頻り唖然としていた。 「これはスキャナで取り込んで彩色して、あたしのHPで公開するつもりです。で、こっちは先輩のお尻にもバイブレーター入れてみました。ほら、ここです、ここ」 「……おい、瀬菜ちゃん」 「えっ? なんですか? もしかしてお尻に入れるの、プラグとかの方がよかったですか? まさか、受けがよかったとか? ダメですよ、先輩は攻めです」 真剣な顔で言い放つ瀬菜を見ると、怒る気にも、この場で強引に犯す気にもなれない。素直に家で4Pをしているべきだった。 「……こういうの描く時には、俺じゃなくて赤城とかをモデルにしてくれよ」 この精神的虐待から逃れられるのなら、赤城の立場を多少回復させてやってもいい。 「嫌ですよ、あんなの。大っ嫌いですから。描きたくもありません」 拗ねた口調と不貞腐れた素振りを見ると、今では心底赤城のことを毛嫌いしているようだ。だが、不信感を抱くように計らったのは一週間前だ。事の展開が早過ぎる。 「どうした? 何かあったのか?」 「べ、別に何もありませんよっ。それよりちゃんと見てください。正直な意見が聞きたくて、こうして先輩にお見せしてるんですから。ほら、これも」 少し焦った様子で、瀬菜はショルダーバッグからクリアケースを取り出した。中に入っているのは同種のイラストだろう。今のところは深く追求せず、話を合わせてやった方がいいか。望み通りに正直な意見を聞かせてやろう。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-2 「チンポ」 「はひぃ?」 俺の言葉に瀬菜は素っ頓狂な声を上げ、クリアケースから紙を取り出す姿勢のままで固まった。 「だからチンポだよ、チ・ン・ポ。これな、このイラスト、こっちもそうだけど、こんなチンポの奴なんかいないぞ? あとこっちのキン玉袋な、これじゃ狸だ」 「ちょっ、ちょっとっ、そんな言葉繰り返さないでくださいよっ!」 瀬菜は顔を真っ赤にしながら俺を睨み付けてきた。てっきり腐女子ということで淫語は標準装備だと思っていたのだが、オプション追加の必要があるらしい。しかし、実際に描いておきながら今さら言葉で驚くか? 「じゃあ何て言えばいいのかな? 瀬菜ちゃんはいつも何て言ってんだ?」 「い、いつもなんて言ってませんっ。……そ、その、お、おちんちん、とか……」 「じゃあ、そのおちんちんな、イラストは上手いと思うけど、おちんちんに違和感があんだよな。正直に言うと、おちんちんが細長過ぎて触手みたいだ。まあ、こういうおちんちんが好きなら別にいいんだろうけどさ。おちんちん、ちゃんと実物を見たことあんのか? おちんちんの実物を」 「な、何度も言わないでくださいっ。あ、ありますよっ、見たことありますよっ。その、あの、子供の頃に、父のとか、兄のとか……」 そのまま瀬菜は言葉を詰まらせ、弱々しく項垂れた。このまま話を誘導し、俺の陰茎を瀬菜の眼前に晒してやることは可能だろうが、安易過ぎて面白味に欠ける。ここは少し赤城に対する負の感情でも煽っておくか。 「おちんちん、赤城に頼めば好きなだけ見せてくれるだろうに」 「あんな兄のなんか見たくありませんッ! 目が腐りますッ!」 眉を寄せ、怒りの形相を俺へと向けてくる瀬菜の様子からすると、やはり赤城絡みで何かあったようだ。まさか仕掛け中の別策が上手くいったとも思えないが、素直に話してこないのは言い辛い内容なのかもしれない。強引に聞き出すよりは、話題を変えた方がよさそうだ。 「おちんちん、HPやってるくらいなら、ネットで好きなだけ見られんじゃねえの?」 「いちいち言わないでくださいっ。そりゃ、確かに写真でなら何度も見てますけど、描くとこう、何か違う気がして……」 「じゃあ、これが瀬菜ちゃんの理想のおちんちんなんだ?」 「べ、別に理想じゃありませんっ。って言うか、これならスルスルっと結腸の奥まで入りそうかなって……」 「どこまで入れる気なんだよっ!」 我慢し切れずにそう突っ込んで、恥じ入る素振りの瀬菜の前で俺は笑った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第061回 瀬菜と別れて所用を済ませ、予定通り夕方に自宅に戻ると、桐乃たちによる調教は中休みの最中だった。麻奈実は桐乃のベッドの上でうつ伏せになり、身体をピクリとも動かさず、恍惚感に満ちた顔でうわ言を呟いている。 「はぁ……桐乃様ぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」 俺は未だペニスバンドを装着したまま傍らに立つ、二人の中学生に尋ねてみた。 「何回イかせた?」 「さあ? 五十回過ぎた頃からどうでもいっかって思っちゃって。加奈子、覚えてる?」 「加奈子も覚えてな~い。ごめんね、お兄ちゃん。本人に聞いてみよっか? おらっ、起きろッ! 起きろってんだよっ、雌ブタッ!」 加奈子が尻を何度か蹴り飛ばすと、麻奈実は必死にだらしない顔を上げ、俺と桐乃、そして加奈子を見上げて嬉しそうに笑いかけてきた。 「はぁ……何でしょうかぁ……はぁ……加奈子様ぁ……はぁ……きょうちゃん……はぁ……帰ってたんだぁ……はぁ……おかえりぃ……」 「なに勝手に媚びてんのよっ! 馴れ馴れしくすんなっ!」 どう見ても手加減せずに、桐乃が麻奈実の頬に二発の平手を喰らわせた。だが、麻奈実はうっとりとした顔で叩かれた頬を擦っている。完全に桐乃と加奈子に隷属しているようだ。元々麻奈実には被虐的な資質があったとは言え、一日足らずでここまで堕としたことに俺は少なからず感心した。 「おいこら、雌ブタ。お兄ちゃんのことを名前で呼ぶんじゃねえ。加奈子たちのお兄ちゃんなんだから、お前は今後、ご主人様って呼べや。お兄ちゃん、それでい~い?」 「……ああ」 加奈子の態度の切り替えの早さに、俺は苦笑いしながら答えた。早々と加奈子を堕としておいたのは間違いではなかったようだ。桐乃以上に加虐的でありながら俺には従順で、その落差が何とも可愛らしい。 「はぁ……判りましたぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」 「でな? テメエ、何回イったか覚えてっか? ちゃんとお兄ちゃんに報告しろや」 「はぁ……わたしが覚えてるのはぁ……はぁ……六十七回目までですぅ……はぁ……その後は覚えてませぇん……はぁ……申し訳ありませぇん……はぁ……ご主人様ぁ……」 実際に聞いてみると、幼馴染にご主人様と呼ばれるのも悪くない。 「あァ? 使えねえブタだなぁ、テメエ。お兄ちゃん、どうしよっか? 少し身の程を判らせちゃう? 加奈子がお仕置きしよっか?」 「加奈子はセックスしてもらいなよ、あたしはできないから。その分、地味子によっく判らせとくから。でも明後日からはちゃんとしてよね、兄貴?」 半裸の妹と裸の少女二人を前にして、確かに俺の陰茎は勃起しているが、正直、少し気を取り直してから始めたいところだ。 「まだ時間はあるし、まずは夕飯でも喰おう。その後、風呂に入ってから、桐乃はここで麻奈実と、加奈子は俺の部屋で。それでいいか?」 「ん、あたしはいいよ、それで。オチンポ見ちゃったら、我慢できなくなっちゃうもん」 「加奈子、お兄ちゃんとお風呂入りた~い」 「はぁ……判りましたぁ……はぁ……ご主人様ぁ……」
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/62-65 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第062回 「んっ、お兄ちゃん、はぁ、ど~お? んんっ、加奈子の乳首、んあっ、気持ちい~い?」 問い掛けてきながら加奈子はあどけなく笑った。洗い場で風呂椅子に座った俺の前に跪き、陰茎を握り締めて自身の平らな胸へと擦り付けながら、徐々に乳首を尖らせてきている。愛らしい乳首の感触と共に、溢れる先走り汁を幼女の胸に塗り付けているいう征服感も相まって、俺の一物はもう射精限界が近い。 「気持ちいいし、上手だぞ、加奈子。どこに出して欲しい?」 「んとね、オマンコの奥。でも、飲んでお兄ちゃんの臭汁の味、覚えてみたいかも」 言われてみれば加奈子にはまだ精飲させたことがない。調教時に尿道や尻穴にもバイブを入れたとは言え、膣への中出しばかりだ。しかし、単に飲ませるのも味気ない気がしないでもない。疑似ペニスでの拡張も済んでいることだし、そろそろ腸内射精でも覚えこませてみるか。ローションを持ってきてはいないが、幸いここにはリンスがある。 「飲ませてやってもいいけどな、ケツとかどうだ? 綺麗にしてあんだろ?」 「うんっ、お兄ちゃんと会う時はいつも綺麗にしてあるよ。お尻でチンポ、試してみたいもん」 「それならバスタブに手を着いてケツ向けろ。初めてだからな、挨拶もしてみろ」 「は~い、んしょっと、加奈子のおケツマンコ、ここもお兄ちゃんのもんで~す。チンポ穴にしてくださ~い」 加奈子は小さな尻を差し出し、肉付きの少ない尻たぶを片手で開いて見せた。自分の陰茎と加奈子の尻穴とにリンス液を塗りたくり、俺は挿入を開始した。ある程度の拡張をしたとは言え、加奈子の腸壁は異物を強く締め上げてくる。その心地よさに耐え、桐乃の時のようにならないようゆっくりと、俺は一物を中学生幼女の腸内に呑み込ませていく。 「んくひああっ……お尻拡がるよおっ……はひはくあっ……これすごっ……あはひうあっ……これすごいよおっ……うくあはあっ……お兄ちゃんこれすごおおっ……」 滑らかなリンス液の効果もあり、やがて加奈子の直腸は陰茎を根元まで受け入れた。そのまま腰を前後に動かすと背筋が震えそうな程の快感が押し寄せてくる。 「痛くないか? 大丈夫か?」 「あひくはあっ……気持ちいいのおっ……んひくひあっ……おケツマンコすごいいっ……はうふうあっ……これ大好きになりそおっ……うくふああっ……これ大好きいいっ……」 加奈子は身体を震わせながら、俺に合わせて少しずつ腰を動かし始めた。桐乃のように振り回すことはせず、単に前後に揺らしている。どうやら奥を突かれるのが気持ちいいようだ。その拙いカクカクとした動かし方が何とも可愛らしい。 「始めたばっかりで悪いけどな、もう出そうだ」 「んひくはあっ……出してえぇ……ふくはひああっ……奥に飲ませてえぇ……うひくはああっ……お尻で覚えるからあっ……ふくひうああっ……臭汁の味覚えるからああっ……」 「奥だな? ほらよっ」 「あぎひふあああっ……この味すごおっ……んくひうあはあっ……熱くて染みてるよおっ……ふはうくはああっ……臭汁めちゃ美味あぁ……イっく……イ……くうううううっ!」 「まだ出るからな、ちゃんと全部受け止めろよ?」 「はぎひひゃはあっ……まだ入ってくるううっ……んくひゃあああっ……またイっ……くうううはへえあああっ! あひっ……かはあっ……まだイってるイってるよおおおっ!」 絶頂時の加奈子はいつもプルプルプルプルと愛らしく身体を震わせるのだが、今回はガクガクと痙攣させている。と、一瞬の間を置いて俺の太腿に水流の当たる触感があり、見てみると加奈子が放尿していた。自分でも気付いたのだろう。全身を引き攣らせ続けながらも、少しだけ涙声で謝罪してきた。 「ひきはへあはぁ……ごめんなさいぃ……んくひっ……お兄ちゃあん……んくはぁ……ごめんなさいぃ……かはあぁ……ごめんなさいぃ……んんぁ……嫌わないでぇ……」 俺は腕を伸ばし、加奈子の頭をそっと撫でてやった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第063回 失禁してからの加奈子は以前にも増して甘えてくるようになった。一緒に浴槽に入ってからは俺の乳首に自身の小さな乳首を押し当て、子猫のように唇を何度も舐めてくる。表情には麻奈実を嬲っていた時のような険しさは微塵もなく、穏やかな眼差しで微笑んだままだ。その様子があまりにも愛らしかったので、俺は湯の中で加奈子を抱き上げ、座位で膣を貫いてやった。何度も果てさせてから射精し、繋がった状態で一頻り互いの身体に触れ合っていると、不意に加奈子が無邪気な声で問い掛けてきた。 「お兄ちゃんにお願いがあんの」 「ん? 何だ? 俺に可能なことなら聞いてやってもいいぞ?」 ここまで素直で従順になった以上、俺としては出来ることなら何でもしてやりたい。 「夏休みになったらね、ずっと泊まりに来たいの。桐乃に言ったら、お兄ちゃんがOKならいいって」 少しだけ呆気に取られて俺は黙り込んだ。身近にいてくれるのは有り難いが、確か加奈子は習い事が多くて多忙な筈だ。 「……お前、ダンスとか歌とかのレッスン、どうすんだよ?」 「どうしても行かなくちゃなんないもんだけ、ここから行く。それじゃダメ?」 「いや、俺は別に構わねえけど。夏休み中ずっとか? 親には何て言うんだよ?」 「んとね、レッスン先の長期合宿とか言っとけば、加奈子ん家の親はバカだから平気。だから二学期始まるまでずっと。だって、桐乃ばっかりズっこいもん。いつも一緒で」 つまり、俺の傍にいたいということらしい。桐乃は家族なのだから一緒の家で暮らしていても別にズルくはないと思うのだが。だがまあ、こんなことを言われて俺が断るわけがない。聞いたところでは、あやせの家は厳格らしいが、桐乃と加奈子が一緒ならば家に何泊かさせることも可能かもしれない。 「なら、いいぞ。その代わり、色々と手伝ってもらうかもしれないからな?」 「は~い。加奈子、何でもするよ? お口でもオマンコでも。妊娠とかでもいいよ?」 加奈子は嬉しそうに笑って身を寄せてきたが、妊娠は勘弁して欲しい。と言うか、アイドルを目指している中学生が妊娠してどうするつもりだ。 「ねえ、お兄ちゃん?」 俺の頬に何度も唇を押し当てた後、再び加奈子が尋ねてきた。先刻と違い、少しだけ意地の悪い口調になっている。 「何だ?」 「夏休みになったら、あの雌ブタ、ここで飼おうよ」 試しに顔を覗いてみると、加奈子は残忍そうな笑みを浮かべていた。そんな加奈子に反応し、俺の陰茎は幼い膣の中で再び勃起し始めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第064回 「んぐぽっ……んろれっ……むもごっ……ぶもれっ……がぽおっ……あむぼっ……」 夏季休暇に入るまで残り二週間と少し。現状で好き勝手に出来るのは、桐乃、加奈子、麻奈実の三人。攻略中なのが瀬菜、未だ手を付けていないのが、あやせと黒猫か。沙織は機会があったらということにして、夏休みが始まる前に、残り三人をある程度は堕としておきたい。 「あむれおっ……ぷはあぁ……はぷっ……んぼむっ……んれろっ……んちゅっ……」 まずは瀬菜だが、赤城に対しての不信感を植え付けることには成功したようだ。赤城からも、妹が冷たい、と何度も同じ愚痴を聞かされている。何があったのかは不明だが、瀬菜が赤城を嫌悪しているのは間違いない。このまま信頼を得て、当初の予定通り段階的に身体を弄んでいくか。それともやはり陰茎でも見せてやって、見返りを求める方向で行くべきか。どちらにしても堕とすのは難しくないように思えるが、それなりに時間はかかりそうだ。当てに出来るとは思えないが、他に用意した策も一応は進めておき、遊びにでも連れて行って俺に対する感情でも確かめてみるか。 「んぷぽっ……ぺひゃあぁ……んちゅっ……れろれおっ……はむっ……ぶむぐっ……」 あやせに関してはなかなか攻略が難しく、未だに裸の動画止まりだ。泊まりに来ないかと桐乃が誘っても色好い返事が貰えないらしい。別策として、事ある毎に性的好奇心を高める会話やスキンシップをするよう桐乃と加奈子に命じてあるが、このままでは埒が明かない。聞けば、父は議員、母はPTA会長とのことで、普段から生活態度には厳しく、門限も決まっているとのことだ。そんな親がよくモデルの仕事を許したものだとは思うが、単に自己顕示欲の強い一家なのかもしれない。それならば自尊心を叩き潰すことで、精神的に隷属させることは可能だろう。が、やはりまとまった時間が欲しい。夏休みに入れば加奈子が家に来る。そのことを伝えた上で、再度泊まりに来るようにと桐乃に強く誘わせてみるか。何日か泊まりに来さえすれば、強引に堕としてやる。 「むおぼっ……ぷふぅ……んれっ……むちゅっ……かぷっ……もぶもぶっ……」 黒猫に対しては攻略の糸口しか見えていない。桐乃から借りた黒猫の同人誌を読んだ限りでは、やはり自己顕示欲が強く、その点をどうにかすれば付け入る隙はありそうだ。だが、あやせの自尊心は崩壊させてもいいが、黒猫は別だ。どうしても無理ならば仕方がないが、可能なら現在の傲慢な態度で奉仕をさせてみたい。その為にも、どうにかしてもう少し交流を深める必要がある。ゲームを作ったら渡してくれるとは言っていたが、全く時間の見通しが立たない。泊まりに来させてもいいのだが、そうなると沙織も一緒に来るかも知れず、果たして良策となるかは判断に迷うところだ。好機が到来するまでは現状維持で我慢するしかないか。 「あもれっ……はぷうっ……あもっ……んろれろれっ……あぐぽっ……んむっ……」 更に言えば、仮に全員を隷属させても六人、一週間日替わりで楽しむにはもう一人必要だ。間違いなく瀬菜は巨乳、齢相応なのが麻奈実と桐乃とあやせ、見た目から推測すると黒猫は貧乳、幼児体型が加奈子。巨乳を追加するならば沙織だが、身体はともかく、あの口調でピロートークなどされたら性欲が減退しそうでもある。他に目ぼしい女と言えば……。 「んんぽっ……ぷひゃあ……あはっ、お兄ちゃん、もう出そう? ピクピクしてんよ?」 俺は思考を中断し、嬉しそうに問い掛けてきた加奈子の乳首を軽く摘んでやった。加奈子はベッドの上で胡坐をかいた俺の股座に顔を埋めながら、気持ちよさそうに目を細めている。陰茎をしゃぶり続けていた口からは糸が引き、子猫みたいに愛らしくありながら何とも淫靡だ。 「加奈子、出すから飲め」 「は~い。あむっ」 加奈子が陰茎を口に咥えるのと同時に俺は射精した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第065回 翌朝、裸で眠る加奈子をベッドに残して私服に着替え、桐乃の部屋に入った瞬間、俺は目を丸くした。驚いたのは、あまりにも惨い麻奈実の裸体にだ。ベッドの上、うつ伏せで尻を高く突き出した状態で、尻穴に太くて丸い何らかの器具を入れられ、そこから電気コードを生やしている。更に観察してみると、身体の至る所に淫語が落書きしてあり、陰毛は焼かれ、片方の乳首にはホッチキスの針、もう片方の乳首にはコンパスの針まで刺してある。当然、俺は桐乃に何の指示もしていない。それどころか、ここまでやるとは予想もしていなかった。それでも麻奈実は蕩けた顔で嬉しそうに涎や愛液を垂れ流しており、俺は加減を知らない妹と、それを喜んでいる様子の幼馴染に呆れ、深い溜息を吐いた。 「……おい、桐乃。ケツには何入れた?」 「ん? えっと、名前なんだっけ? んんっ? キンチョウリキッド?」 これには俺も再び驚いた。未だ俺が麻奈実の尻穴に陰茎を入れてないにも関わらず、桐乃は液体蚊取りの本体を入れたらしい。長さは然程でもないが、太さだけなら優にバイブ数本分だ。 「……お前、やり過ぎなんだよ。まだ麻奈実のケツ穴、試してなかったんだぞ」 「こんなのとするなら、あたしとしようよ? もう血も止まってるから」 桐乃はショーツを下ろして尻を差し出してきたが、秘所には微かに経血がこびり付いており、面食らっていたこともあって犯す気にもなれない。 「後にしろ。それより、おい、麻奈実? 意識あんのか? おい?」 「はひぃ……ごひゅ人はまぁ……起きてまふぅ……なんれふかぁ……」 「……お前、痛いとか、苦しいとか、辛いとかないのか?」 「わらひぃ……めしゅブタでしゅからぁ……こうひて頂いへぇ……幸へでふぅ……」 「この変態、自分からしてくれって言ってきたんだからね?」 そう言って、桐乃は拗ねた顔で唇をツンと突き出した。そうしながらも俺のズボンとパンツに強引に片手を入れ、下着の中で項垂れた陰茎を擦ってくる。 「ちょっと待てよ、着替えたばかりなんだぞ? 汚したらどうすんだよ?」 「いいじゃん、別に。あたし洗うもん。それより、こんなのどっかな?」 桐乃は手のひらを亀頭に当てて子供の頭を撫でるような動きに代え、同時に犬のように俺の顔を舌で舐め上げてきた。剥き出しの乳房の先は触れてもいないのに勃起し始めている。視線を移すと、麻奈実が羨ましそうな顔で俺と桐乃の方を見ていた。まずはこのマゾ奴隷と化した幼馴染に、調教を受けたことに対する褒美をやるべきだろう。 「桐乃、ズボンから手を抜け」 「ええっ? これダメ? 気持ちよくない?」 「気持ちいいけどな、また後でやらせてやるから、抜け」 名残惜しそうな顔をしながらも桐乃は指示に従い、次いで陰茎に触れていた手を自分の鼻に当てて臭いを嗅ぎ始めた。こいつも今では完全な奴隷だ。俺は隷属する二人に見せ付けるようにしてズボンとパンツを脱ぎ、自ら陰茎を扱き始めた。桐乃に触れられたことで既に射精限界が間近に迫ってきている。途端に桐乃は鼻息を荒くして身を擦り寄せてきたが、俺はそれ払い除けて麻奈実の傍へと行き、我慢汁に塗れた一物を目の前に差し出してやった。 「麻奈実、欲しいか?」 「はひぃ……ごひゅ人はまぁ……オヒンポぉ……ほ舐めひたいでふぅ……」 麻奈実は虐げられた状態のまま、弛緩した顔で笑った。 「ちょっとぉ、あたしにはぁ? 全部飲んでぇ、その後、綺麗にもするからぁ」 「桐乃は黙ってろ。麻奈実、精液を舐めたかったら誓え。一生、俺の奴隷になるってな」 「なりまふぅ……もうなってまふぅ……わらひぃ……ごひゅ人はまの奴隷でふぅ……」 その言葉を聞き、俺は麻奈実の手前のベッドシーツの上へと精液を放出した。 「麻奈実、舌で舐め取れ。絶対に残すな。桐乃、口で掃除しろ」
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/5-9 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第054回 日曜日の昼。三人で朝食を取り、さてリビングで再び3Pでも始めるかと思っていた矢先、桐乃の携帯が鳴った。電話をかけてきたのはあやせで、加奈子もいるのなら是非これから家に遊びに行きたいとのことだった。 「どうしよっか?」 通話を保留にして桐乃が俺に問いかけてきた。断らせればいい話だが、元からあやせに対しては悪感情を抱いている訳でもなく、可哀想な気がしなくもない。だが、折角加奈子も夕方まで時間が取れるというのに、桐乃と共にあやせに渡してしまうのも惜しい。 「お兄ちゃん、あやせも犯っちゃお? 加奈子と桐乃で押さえつけとくから」 俺が一頻り考えていると、邪悪な笑みを浮かべて加奈子が横から声を掛けてきた。見れば、桐乃も加奈子の意見に同意するように頷いている。確かに三人で襲えば拘束するのは楽だろうが、調教する為の時間が足らない。中途半端な状態で家に帰さざるを得なくなり、親や警察に訴えられでもしたら大事だ。写真を撮って脅してもいいが、それで泣き寝入りするような性格かどうかの判断がつかない。加えて瀬菜と黒猫のこともある。あまり手を広げ過ぎるのも考えものだ。とは言え、ただ放っておくのも残念に思える。 「桐乃、来ていいって言え」 「えっ? いいの?」 「ああ。何時間ぐらい遊びに来れるのか確認しとけ。加奈子、ちょっと付いて来い」 「は~い」 俺は自室へと向かい、加奈子をドアの外に待たせて、クローゼットから先々必要と思われる物を予備のバッグに詰め込んだ。後にドアを開いて加奈子を招き入れ、バッグを渡しなから言葉をかけた。 「今日から夏休みが始まるまでの間に、お前と桐乃であやせを堕とす準備をしろ。指示は俺が与えてやる。それと、今後のことを考えてこれを渡しておく。他に必要なものも随時渡してやる。但し、あやせには俺が許可するまで使うなよ?」 加奈子は頷き、次いで渡されたバッグの中身を確認してニヤリと笑った。俺は薄く笑い返して、加奈子の頭を優しく撫でてやった。 「じゃあ、まず、あやせってのはどんな子なのか話してみろよ?」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第055回 桐乃と加奈子からあやせの人となりを聞き出して対応の指示を与えた後、俺は事前に準備しておいた荷物を持って外出することにした。携帯で瀬菜へ電話をして駅前の喫茶店へ呼び出し、持参した荷物を向かいの席へと差し出してやる。 「……なんです? これ?」 「プレゼント。開けてみろよ」 瀬菜は怪訝な表情をしたままテーブルの上で包装紙を取り、中身を見て目を丸くした。 「こっ、こっ、これはっ」 「この前のレクチャー代だ、瀬菜ちゃんにやるよ」 「いいんですかッ!」 身を乗り出して問い掛けてくる瀬菜を見て、思わず俺は笑ってしまった。渡したのはBL系の同人誌数冊とホモゲーだ。全て瀬菜の好みに合わせ、現在所持していない物ばかりを選んである。だが、俺はそれを本人から聞いた訳ではない。 「言ったろ、レクチャー代だって。俺も勉強になったし、その礼だよ」 「こちらこそっ! ありがとうございますっ! 特にこのゲーム、体験版やってみてからずっと欲しかったんですよっ。健気攻めとツンデレ受けという鉄板でありながら、キャラに歪みのない高度な設定。男同士が融合して誕生する主人公、ふんだんに盛り込まれた輪姦シーン。えっへっへ、うへへへへへへっ」 瀬菜は蕩けた顔でホモゲーのパッケージに頬擦りを始めた。どうやら矢張り脳の病気、それもかなりの重症患者らしい。一見、隔離が必要なようにも思える。腐女子ということを知った今では気味が悪いということはないが、果たして本当に堕とすことが可能なのか疑問に思えてきた。現実の男に興味はあるのか、確認しておいた方がいいかもしれない。 「瀬菜ちゃん、彼氏欲しいとか思ったことあんのか?」 「そりゃ、欲しいと思いますけど……。でも、あたし、こんな趣味ですし……」 「一応は三次元にも目を向けてんだ?」 「あたし、自慢じゃないけど超守備範囲広いですよ。生ものだろうと二次元だろうと無機物だろうと、琴線に触れれば脳内補完して妄想が可能です。極端な話、フォークとスプーンさえあれば、それだけで愉悦に浸れます」 明らかに女子中学生としては変態の部類だが、一旦関係を結んでしまえば調教は容易いかもしれない。恋人を作りたいという気はあるようだし、そろそろ本題に入ってもいいだろう。 「でもな、疑問に思わねえのか?」 「え?」 「何で瀬菜ちゃんの好みを俺が知っているのか、そこをまず確認しろよ」 「あ……」 そこでやっと瀬菜も気付いたようで、じっと俺を見つめてきた。 「どういうことです?」 「瀬菜ちゃん、俺が秘密を知ってるってこと、赤城に話したか?」 「えっ? 言ってませんよ? だって先輩が話すなって、この前、言ってたじゃないですか。あたしのことで、お兄ちゃんに変に気を使わせたくないからって……」 「だよな。で、瀬菜ちゃんに礼をしたくてさ。悪いとは思ったけど、試しにそれとなく赤城に聞いてみたら、事細かに欲しがってるものを教えてくれた。妹の瀬菜ちゃんにこんなこと言いたくねえけど、赤城は口が軽い。もう少し用心した方がいいぞ?」 「そんな、お兄ちゃんが……」 愕然とした表情の瀬菜を見て、俺は微かに口元を歪めた。どうやら予想通りに事が運びそうな気配だ。俺の狙いは瀬菜に赤城への不信感を抱かせること。俺以外に瀬菜が腐女子ということを知っている人物が赤城だけなら、信じられなくさせれば孤独を感じて隙ができる筈だ。信用する相手を俺へと切り替えさせ、良き理解者と思い込ませ、段階を経て身体を楽しませてもらう。とは言え、あまり悠長にことを運ぶつもりもない。場合によっては一気に犯してもいい。その為にも可能な限り心を揺さぶり、後々付け入り易くしておきたい。 「変な真似して悪い。けど、こうやって赤城のことを忠告しといてやんねえと、いつ誰が瀬菜ちゃんの秘密に気付くか判んねえだろ? 気に障ったなら勘弁してくれ」 「いえ、あたしの方こそ、ありがとうございます。もう、まったく、お兄ちゃんてば。後できつく言っておかなくちゃ」 瀬菜は怒気を含んだ声で言ったが、それは駄目だ。赤城に対して抱いた怒りは決して晴らさせず、瀬菜の中で燻り続けさせなければ意味がない。 「いや、この件は赤城には言わないでくれ」 「ええっ? どうしてです? 今後の為にも兄には言っておかないと……」 「前にも言ったろ? 赤城は友達だし、変な気を使わせたくねえ。今後、瀬菜ちゃんが気をつけてくれればそれで済む話だろ?」 「それはまあ、そうですけど……」 「まあ、色々と心配も残るだろうし。もし相談したいことがあったら、今度からは俺に言ってくれよ。何を言ってきてもいいし、出来る限りは協力するから。何しろ瀬菜ちゃんは俺に色んなことを教えてくれる先生だからな」 俺の言葉に瀬菜は目を見開き、次いで笑顔で頷いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第056回 喫茶店を出てから瀬菜と別れ、その他の用を済ませて夕方に自宅に戻ると、既に加奈子もあやせも帰宅した後だった。桐乃は玄関で俺を出迎えて事の首尾を報告してきた。 あやせの下着姿、可能なら裸を気付かれないように動画に収めておくこと、というのが指示した内容だったのだが、どうやら上手くいったらしい。桐乃の部屋でふざけた振りをして下着の見せ合いをし、後に裸の見せ合いもしたそうだ。 「じゃあ、その様子でも見てみるか」 俺が言うと桐乃は無言でスカートを捲くって裸の尻を向けてきた。 「おい、下着は?」 「昨日、加奈子の方が一回多かった」 拗ねた口調から察するに、その分ここで性交しろと言うことらしい。ショーツを穿いていないのはその為か。 「折角だから、動画を確認しながらするか」 「ダメ。今はあたしだけ見てすんの」 怒った口調でそう言ってくるが、単に玄関で交わるというのも面白味がない。俺が迷っていると、桐乃が急かすように言ってきた。 「あたし、明日から一週間、薬呑まないんだよ?」 言われて俺も思い出した。桐乃は明日から薬を呑まずに生理期間に入る。時期は自由に選べるので、桐乃の翌週は麻奈実、その次は加奈子をそうさせることにした。それを各々別個に了承させた後、期間中は性交をしないと言い渡してある。生理中の血に塗れるのは俺の好みではなく、今さらゴムをつけるのも面倒だからだ。尻穴に入れればいいのだが、生理中の秘所を見るのも勘弁願いたい。ついでに言えば俺は糞便も苦手で、スカ系で許せるのは尿までだ。 「ちゃんと抱くから、風呂の後にしろ」 「それなら最低三回」 「判ったよ」 そう俺が答えると、桐乃は嬉しそうに腕を絡ませてきた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第057回 以前、桐乃ほどスタイルはよくない、とあやせは言っていたが、然程スリーサイズは変わらないようだ。桐乃と共にワンピース、タンキニ、ビキニなどを身体に纏ったグラビアと、裸の映った動画を見た限りでは、恐らくあやせの胸囲は八〇前後。乳房は桐乃が二、三センチ、腰と尻はあやせが二、三センチ太く大きいといったところだろう。実際に裸に剥き、桐乃と並べて確認するのが楽しみだ。加奈子も加えて、十四歳の少女三人との4Pというのも悪くない。 「なあ、夏休みになったら、あやせも泊まりに連れて来れるか?」 俺は自室のパソコンデスクの前の椅子に座りながら、ベッドの上の桐乃に問い掛けた。だが、返答がない。桐乃は裸で大の字になって仰向けに寝そべり、膣と尻穴から精液を漏らしているばかりだ。計五回の射精を受けて、未だに半ば失神状態にあるらしい。俺は溜息を吐きながら椅子から立ちあがり、傍に行って桐乃の頬を数回軽く叩いた。 「おい、そろそろ正気に戻れよ。もう一回してやるから」 それでも桐乃は無言のまま、虚ろな目で天井を見上げている。気付けに小便でも鼻か口に注いでやりたいところだが、自分のベッドを汚す気にはなれない。桐乃の部屋のベッド同様、シーツの下には防水シートを入れてあるが、場合によってはシーツの交換が必要になり、それなりに臭いも篭る。今までにシーツや布団の交換、芳香剤などにはそれなりの額を使っている。加奈子の調教後には桐乃の部屋のマットレスの交換もした。こうなるとやはり専用の調教部屋が欲しいところだ。桐乃の部屋、もしくは一階の客間をそうしてもいいが、親父たちが帰って来た時に気付かれると不味い。特殊な調教は可能な限りラブホテルで行うしかないか。 再度パソコンの前に行き、少しばかり通い慣れたラブホテルの詳細をHPで確認してみると、多人数での入室も可能らしい。SM部屋があることは知っていたが、これなら色々と使えそうだ。そうなると残るは金か。念の為、少し補充しておきたい。 時刻を確認すると午前一時十二分。親父たちのいる場所はアメリカ中西部なので朝十時過ぎだ。金の無心と次回の帰国時期を確認する為に、俺は携帯電話を手に取った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第058回 火曜日の放課後、近所の書店で今度は制服姿の黒猫を見つけた。背後に忍び寄ってみると、パソコン用のゲーム製作の専門書を熱心に読んでいる。桐乃から先日貸りた黒猫の同人誌の内容は小説だったのだが、今度は同人ゲームでも作る気なのかもしれない。時折、背表紙の値段を確認しているところを見ると、購入を迷っているというところか。 「お前、ゲーム作んの?」 俺が声をかけると黒猫は振り向き、少しだけ驚いた顔をしたが、すぐに見覚えのある無関心な表情になって口を開いた。 「……何か疑問でも? 私がゲームを作ろうが作るまいが、あなたには関係のない話でしょう?」 「まあ、そうなんだけどな」 数日振りに会ったというのに言い草は変わらない。その口調で是非とも足コキして欲しい。手でもいい。ローションを塗した陰茎をオナホールで責めて欲しい。と、言えないのが残念だ。 「それとも、単に見かけたから声をかけてみたとでも? そんな一般的な発想では行く末も想像できるわね。もっと違う対応は取れないのかしら?」 「違う対応って何だ?」 「……そうね。例えば『松本ぼんぼん』を歌い踊りながら近付いて、その場で平伏してみせるとか、かしら」 「あからさまに変質者じゃねえか」 桐乃のブログの件といい、瀬菜の豹変振りといい、どうもオタク少女の発想が掴みきれない。でもまあ、発想か。ちょっと確認してみるか。 「で、その本、買うんか? そういう専門書って結構な値段するよな?」 「……だから考え込んでいたのよ」 「その本がいいのか? 別の本じゃなくて?」 「近隣の書店も回ってみたのだけれど、この本が一番内容が充実しているわね」 さも当然、と言った調子で黒猫が言った。念の為に本棚を見てみると、その本は黒猫が手にしている一冊だけのようだ。ならば話が早い。俺は隙を見て本を奪い取り、黒猫の華奢な手を引いてレジへと向かった。 「ちょっと、離して頂戴」 文句を無視して片手でポケットから財布、財布から紙幣を抜いて会計を済ませると、俺は手を離して店員から渡された紙袋を黒猫の目の前へ差し出してやった。 「……なんの真似? どういうつもりなのかしら?」 「お前が言ったんじゃねえか、違う対応しろって。桐乃が世話になってるからな、俺なりの礼だ」 「……そんな施しをして、どうしようというの?」 「言ったろ、礼だって。それで納得できなきゃ、そうだな、この本読んでゲーム作った時には、俺にもプレイさせてくれ。つまり前払いのゲーム代ってことでどうだ?」 そう言って俺が笑い掛けると、黒猫は呆れた顔をしながらも、怖ず怖ずと本を受け取った。